内容説明
この理不尽な日常を生き抜けるのか?強烈な自殺衝動による突然死が蔓延する2033年の日本。原因である「タナトス」は、なぜか日本にだけやってくる。そんな中、生きる意味と実感を求めて、状況に抗う18歳の高校生チャンキに見えてきたものは?コロナ禍を経験した私たちに必読の書!気鋭の映像作家による長編小説。新潮社版に大幅加筆!
著者等紹介
森達也[モリタツヤ]
1956年、広島県呉市生まれ。映画監督、作家、明治大学特任教授。テレビ番組制作会社を経て独立。98年、オウム真理教を描いたドキュメンタリー映画『A』を公開。2001年、続編『A2』が山形国際ドキュメンタリー映画祭で特別賞・市民賞を受賞。10年に発売した『A3』で講談社ノンフィクション賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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