内容説明
第二次大戦中、ナチス・ドイツ兵とフランス人女性との間に生まれた「ボッシュの子」シュザンヌ。強烈な自我と自尊心を武器に、みずからの人生を勝ちとってゆく一女性の真実の物語。
目次
1章(誇り高い少女;シスター・マリー・デ・ザンジュ;男性について知っていたこと ほか)
2章(天使の生まれ変わり;愛とワイン;盗人の娘 ほか)
3章(メリー・クリスマス;お城でのバカンス;悪魔の陽のもとに ほか)
著者等紹介
ラルドロ,シュザンヌ[ラルドロ,シュザンヌ][Lardreau,Suzanne]
1942年7月4日、仏西南部タルヌ・エ・ガロンヌ県モントーバン市に生まれる。43年、母が「児童虐待」容疑で密告され、拘禁刑によりシュザンヌは里子に出される。46年、里親は「シュザンヌの性格」を問題にし地方裁管轄の児童保護課に彼女を戻す。幾つかの修道院の孤児院と寄宿寮で過ごした後、高校最終学年にバカロレアに合格。63年、郵便局員試験に受かり、パリの郵便局貯蓄課管理職に就く。65年、パリのアサス大学経済学部に登録。71年、管理職秘書の養成研修を受け、パリ近郊クレテイユ市の成人養成センターに就職
小沢君江[オザワキミエ]
1942年生まれ。61年、AFS留学生として米国に1年滞在。65年、早稲田大学仏文科卒。71年、夫ベルナール・ベローと渡仏。74年、ベローと共にイリフネ社創立。堀内誠一氏の協力を得てミニコミ誌『いりふね・でふね』創刊。79年、無料紙『オヴニー』発刊。81年、民間文化センター「エスパス・ジャポン」創立。パリ在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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