川端康成をめぐるアダプテーションの展開―小説・映画・オペラ

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 46判/ページ数 373p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784845917174
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0095

内容説明

川端自身による物語化の軌跡を追うとともに、作品の源泉にある身体表現の言語化を考察し、異なるジャンルの作品としてどのように生まれ変わるのかについて論じる、川端作品をめぐる国内外のアダプテーションを視野に入れた画期的論文集。

目次

第1部 フィクション化への軌跡(「葬式の名人」論;「油」論;「弱き器」論 ほか)
第2部 芸術表現のバリエーション(「東海道」をめぐって―心の“旅”に映し出される真実;「舞姫」論―モチーフとしての舞踊;川端康成における舞踊作品の系譜 ほか)
第3部 アダプテーションの展開(川端文学における映像表現と映画;川端康成と『眠れる美女』;映画『眠れる美女』二作をめぐって ほか)

著者等紹介

福田淳子[フクダジュンコ]
栃木県生まれ。昭和女子大学人間社会学部現代教養学科准教授。日本近現代文学専攻。川端康成を中心に、社会を視野に入れた文学作品研究や、文学と他の芸術との影響関係を中心に研究を進めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。