労政時報選書
障害者雇用の実務―法令理解から定着支援、戦力化まで

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  • サイズ A5判/ページ数 252p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784845263516
  • NDC分類 366.28
  • Cコード C2034

内容説明

平成30年度に精神障害者が法定雇用率に算入され、雇用率も引き上げられる見込みです。障害者に対する差別禁止・合理的配慮の提供義務など、対応しなければならない課題は山積みです。人事担当者と現場の指導役のために、関連法令の理解から定着、戦力化に向けた留意点、各精神障害の基礎知識から就労上の留意点までを1冊にまとめました。身体、知的、精神障害など、さまざまな態様の障害者雇用について2部構成で展開。企業の不安や疑問を、重要5テーマ解説と先進企業7社事例で解消。

目次

第1部 障害者雇用を進める上で、企業が知らなければならないこと(今なぜ障害者社員の雇用加速と戦力化が必要なのか―改正障害者雇用促進法の成立までの経緯と、近年の障害者雇用に関する状況変化を見る;障害者の採用、雇用管理に関する各段階における留意点;障害者に対する「差別禁止」「合理的配慮」の提供義務に関するQ&A;エフピコ(障害者就労継続支援A型事業所:エフピコ愛パック)―重度の知的障害者を積極的に雇用し、長期・短期育成目標を立て戦力化
ハウス食品グループ本社(特例子会社:ハウスあいファクトリー)―聴覚障害者、知的障害者を中心に雇用。本業の食品製造を担い、積極的に育成 ほか)
第2部 精神障害者雇用を始めるために知らなければならないこと(精神障害者雇用に向けて人事担当者、指導役が行うべきこと―戦力として迎え入れるために求められる基本行動と配慮;各精神障害の特性に関する基本的知識と、就労上の留意点;日立グループ―厚生労働省「精神障害者雇用促進モデル事業」の受託を契機に、グループ全体で雇用を促進;良品計画―障がい者社員を「ハートフル社員」と位置づけ、2009年より店舗での雇用を開始;シータス&ゼネラルプレス―中小規模ながら2010年から精神障害者雇用を推進。性格面のマッチングを重視してサポート役の社員を選任)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Hidekazu Asai

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この本、県立図書館から借りて、少し正解だった。 (というのは、第1部解説3の小鍛冶弁護士の記事が雑でうんざりしていたので、内心がっかりしていたから少し、である。)その正解部分は、第2部解説2の精神障害についての解説と就労上の留意点での林哲夫精神科医の記事が精神障害とはなんであるかがこの記事でコンパクトに理解できる。林氏は新型うつ病は、精神的に未熟だとも書き正しい記述をしている。林氏からみると、うつは、大丈夫です、頑張ります、という場合を注意を要すべきである、とも記述している。 この部分だけでも借りて正解だ2018/04/11

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