内容説明
平成30年度に精神障害者が法定雇用率に算入され、雇用率も引き上げられる見込みです。障害者に対する差別禁止・合理的配慮の提供義務など、対応しなければならない課題は山積みです。人事担当者と現場の指導役のために、関連法令の理解から定着、戦力化に向けた留意点、各精神障害の基礎知識から就労上の留意点までを1冊にまとめました。身体、知的、精神障害など、さまざまな態様の障害者雇用について2部構成で展開。企業の不安や疑問を、重要5テーマ解説と先進企業7社事例で解消。
目次
第1部 障害者雇用を進める上で、企業が知らなければならないこと(今なぜ障害者社員の雇用加速と戦力化が必要なのか―改正障害者雇用促進法の成立までの経緯と、近年の障害者雇用に関する状況変化を見る;障害者の採用、雇用管理に関する各段階における留意点;障害者に対する「差別禁止」「合理的配慮」の提供義務に関するQ&A;エフピコ(障害者就労継続支援A型事業所:エフピコ愛パック)―重度の知的障害者を積極的に雇用し、長期・短期育成目標を立て戦力化
ハウス食品グループ本社(特例子会社:ハウスあいファクトリー)―聴覚障害者、知的障害者を中心に雇用。本業の食品製造を担い、積極的に育成 ほか)
第2部 精神障害者雇用を始めるために知らなければならないこと(精神障害者雇用に向けて人事担当者、指導役が行うべきこと―戦力として迎え入れるために求められる基本行動と配慮;各精神障害の特性に関する基本的知識と、就労上の留意点;日立グループ―厚生労働省「精神障害者雇用促進モデル事業」の受託を契機に、グループ全体で雇用を促進;良品計画―障がい者社員を「ハートフル社員」と位置づけ、2009年より店舗での雇用を開始;シータス&ゼネラルプレス―中小規模ながら2010年から精神障害者雇用を推進。性格面のマッチングを重視してサポート役の社員を選任)
感想・レビュー
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Hidekazu Asai