内容説明
歴史的展開の中にデザインの本質を探る。近代産業革命から現代まで,デザインが真に現代的な意味をもち,確固たる一分野を形成するに至った歴史的な経過を,美術・工芸・建築等の諸分野のすぐれた作品例を掲げて明快に説き明かし,デザインの本質とそのありかたを追求したユニークな参考書です。
目次
1 デザインの歴史
2 19世紀の混迷時代
3 アールヌーボー運動とその意義
4 ドイツ工作連盟とその周辺
5 バウハウス確立までのヨーロッパとアメリカ
6 バウハウスをめぐって
7 アメリカ大陸のデザインの動向
8 ヨーロッパ各国のデザイン情勢
9 日本のデザインの状況
10 現代デザインの状況と可能性
11 現代彫刻の展望
12 現代絵画の展開