出版社内容情報
本版では、前版と比べ、より臨床と密接し関連性を深めた内容となっています。特に、わが国でも頻度の高い代謝性生活習慣病について、肥満症、高脂血症、糖尿病(インスリン抵抗性)、高尿酸血症、高血圧症、動脈硬化などを取り上げ、冒頭に配置しました。免疫についても、獲得性免疫不全症としてエイズを、免疫過剰症としては自己免疫疾患の概論を、甲状腺疾患のうち自己免疫機序に基づくものを自己免疫性甲状腺疾患としてまとめました。その他、各々の病態整理学的内容としては分子生物学の立場からの解説に努めています。各章各項には、関連文献、参考文献もあげており、参考としやすい構成です。医学に携わる全ての方々にとって、臨床医学におけるわかりやすい参考書として、お役立ていただける内容です。
目次
肥満症
脂肪と高脂血症
糖尿病
高血圧症
高尿酸血症
血栓症
心臓の構造、機能とその失調―心不全
凝固、止血のしくみとその失調
貧血ことに鉄欠乏性貧血症の病態生理
肺の機能とその異常
肝臓の形態、機能と肝不全
腎臓の生理と機能不全
免疫と免疫の病理
自己免疫疾患
自己免疫性甲状腺疾患
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