内容説明
８８歳の誕生日を、バーモントの山奥の自邸で穏やかに迎えた絵本画家ターシャ・テューダー。「わたしはずっと休みなく働いてきたわ―欲しいものを手に入れるために」と言うターシャのライフスタイル８５のエッセンス。写真６９点収録。日本オリジナル編集。
目次
１ ガーデニング
２ 日々の生活
３ クッキング
４ 子ども
５ 仕事
６ 信条
著者等紹介
テューダー，ターシャ［テューダー，ターシャ］［Ｔｕｄｏｒ，Ｔａｓｈａ］
１９１５年、アメリカ、ボストンに生まれる。父親は飛行機やヨットの設計者、母親は肖像画家。ターシャの家には、マーク・トウェイン、ソロー、アインシュタイン、エマソン、バックミンスター・フラーなど錚錚たる人物が出入りしていた。９歳の時、両親が離婚。父の親友の家に預けられ、その家の型破りな気風から大いに影響を受ける。１５歳、学校をやめ、一人暮らしを始める。２３歳、結婚。「パンプキン・ムーンシャイン」出版。３０歳、ニューハンプシャーの田舎に越す。４人の子供（２男２女）に恵まれる。４２歳、“１ Ｉｓ Ｏｎｅ”でカルデコット賞受賞。４６歳、離婚。５６歳、さらなる田舎、バーモント州の山奥に１８世紀風の農家を建てて、一人で暮らし始める。レジャイナメダル賞受賞
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
リコリス
40
「日の出から日の入りまでのどこかでダイヤモンドの60分を埋め込んだ黄金の時間をなくしました」働くことと楽しむことの両方をバランスよくしなければ。これは今自分が思ってることとぴったりあってしまった。アップルソースに旅の途中で出会ったおばあちゃんのうちに泊めてもらった思い出が蘇った。「人を喜ばせ、人の役に立ち、自分もおもしろいと思う生き方をしてこられたこと、これからもそのように生きていけそうなことを嬉しいと思います」日々を自然を慈しむ。ターシャの本を読むと心の充足の大切さを感じる。2018/02/01
はっぱ
31
ターシャの日常が、書いてあった。素敵な生活だった。ゆったりと実りある時間。日々の生活や年中行事をとても大切に、そして楽しんでいるターシャ。「ガーデニング」「料理」「子供達」「動物」「絵を描くこと」 至福の表情を浮かべながらワッフルを食べる牛。自給自足の生活。2016/02/02
陽子
23
パラパラときれいな写真をみているだけでも楽しめる本。「初雪が降る前は、においでわかります。紛れもない、空気のにおいがあるのです。初雪は、胸がわくわくします」わかるような気持ちがした。モノクロ写真だが、雪の降り積もった68〜69p.の見開き写真はついこの冬にも見慣れた感じが。違う国なのに。「人を喜ばせ、人の役に立ち、自分もおもしろいと思う生き方をして来られたこと、これからもそのように生きていけそうなことを、嬉しいと思います」いいな。ターシャさんが年老いてからの写真ばかりなのが少し残念な気持ちがした。2020/03/22
シェルター
16
絵本画家ターシャ・テューダー、当時88歳。バーモントの山奥の自邸でほとんど自給自足の生活をしながら、広い庭で花を育てながら穏やかに過ごす写真とお花や励まされるコメント。本当に凄いわ〜！畑仕事、鶏のお世話、来年のためにお花の段取りなど、いーっも動いて、働いてる。どんな事もちょっと考え方を変えたら、楽しくなるって♪「『若さの秘訣』私の若さの源泉は、想像力。みなさんも想像力を枯らさないで！」って♪何歳になっても、楽しみながら過ごしているターシャ、素敵です。2017/06/30
雪待月
11
ターシャ・テューダーの言葉、第二弾。今回はガーデニング、料理、裁縫など、ターシャの仕事に関する内容。仕事といっても、それを楽しんでいる様子が伝わってきます。暖炉の前に座って何か書いているターシャの写真がお気に入りです。今回もまたターシャーワールドにトリップしてしまいました。2013/10/20
