内容説明
人間の家族に育てられたカラスのエドガー・アラン・クロウは、人の役に立ちたくて仕方ありません。みんなの仕事を手伝おうとするのですが、なぜかいつも怒られてばかりです。
著者等紹介
テューダー,ターシャ[テューダー,ターシャ][Tudor,Tasha]
1915年アメリカ合衆国マサチューセッツ州ボストン生まれ。アメリカで最も愛されている絵本作家のひとりであり、1938年の『パンプキン・ムーンシャイン』以来、80冊以上の絵本を描き、86歳の今もなお創作を続けている
内藤里永子[ナイトウリエコ]
東京外国語大学と早稲田大学大学院で学ぶ。趣味は登山と絵本の蒐集
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
瑪瑙(サードニックス)
44
子供の頃に人間の男の子にさらわれて、そこの一家と暮らす事になったカラスのエドガー・アラン・クロウ。家族と引き離されてちょっと可哀想と思いました。でも皆に大事にされて良かったと思っていたら、何か自分に出来ることはないかと色々やっては怒られてしまうありさま。でも、最後には役に立つ事が出来て良かった。【2019年花鳥風月読書会】2019/04/21
遠い日
5
エドガー・アラン・クロウは、賢い。自分の「役割」について考える。失敗ばかりして怒られて学んだ、その役割。「家族」の一員の自覚を持って。数々の失敗が、かわいらしい。2013/08/16
まつもとなおこ
1
エドガー・アラン・クロウが、カラスの役割を着実にこなすように、人間の世界もそれぞれの役割があり、それを果たしていくものなのかなーと感じた作品。そして、わたしの役割って、なんだろう?いつも、読んだあとに考えさせられます。2013/06/06
読み人知らず
1
賢いカラス、エドガーアランクロウ。 2008/01/01
negai
0
このターシャ・テューダー・クラシックコレクションの中で一番好き。2013/05/07