内容説明
日本では近年、高齢者人口が増加しています。「人はどこまで若さを保ちながら生きていけるのか」というのは、高齢化社会に向かっている今の日本において、より注目されている課題ではないでしょうか。生命における最先端の科学により、人間の身体や遺伝子についてさまざまなことが分かってきました。人間の最大寿命を延ばすこともできるのではないか。そんなことも論じられています。この本では、現在のテクノロジーによる不老不死や若返りの可能性をのぞいてみます。なぜ人は生命活動を続けられるのか、なぜ老化が起きるのか、そういったところからひもといてみましょう。
目次
第1章 本来、生命は不老不死だった
第2章 どうして寿命があるのか
第3章 何が老化をもたらすのか
第4章 身体が老化していく仕組み
第5章 再生医療は若返りを助けるか?
第6章 現代の「不老長寿」法にひそむ落とし穴
第7章 最先端の若返りの科学とは?
第8章 もしも不老長寿が実現したら
著者等紹介
丸子かおり[マルコカオリ]
宮城県出身。大学を卒業後、株式会社アスキーなどにおいて、長年、デジタルカルチャー、サイエンス系の記事に携わる。その後、IT企業にてコンテンツ制作のディレクター・プロデューサーを経て、フリーライターへ。IT・科学系の記事を中心に執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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