内容説明
高ストレス社会かつ情報過多時代に生きる私たちにとって必要なのは、これ以上なにかを足していく、あるいは詰め込んでいく、という行為ではない。もっとも大切なのは、頭と心を「からっぽ」にすること…。不安や悩み、苦しみを抱え込んでいては、心はけっして幸せにならない。マイナスの思いを引きずらず、気持ちをスパッと切りかえるために欠かせないエネルギーが「からっぽ力」なのだ。この閉塞感ただよう状況で、人間として健やかに生きていくために必須の「頭と心をリセットする技術」を、ニッポンでただ一人のMBA禅師が説く。足し算ばかりの人生に疲れた、すべての現代人に贈る一冊。
目次
第1章 すべての源となる意識がからっぽ力
第2章 からっぽ力を目覚めさせるメソッド
第3章 分別という怪物、体裁という魔物
第4章 はるか遠くで迷子になった知性
第5章 欲望を殺すのが理性の役割ではない
第6章 自我が消えると感性や個性が生きる
第7章 からっぽ力を鍛えるケーススタディー
第8章 自分をすべて捨て去るテクニック
第9章 思考力とからっぽ力のルネサンス
著者等紹介
井上暉堂[イノウエキドウ]
1957年神奈川県横浜市生まれ。哲学博士。慶應義塾大学卒業。プロボクサー、新聞記者、雑誌編集者を経たのち、アメリカでロッキー青木の秘書としてビジネスをサポートする。日本に戻り、エンデバー(株)を設立し、現在に至る。慶應ビジネススクールでMBA取得。2002年、小池心叟老師より、法号「暉堂」を拝命(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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