出版社内容情報
クロワッサンの人気連載として続いていた、エッセイスト・平松洋子さんの「暮らしの足し引き」で紹介した数々の愛用品を一挙掲載。5年8ヵ月の連載中に登場した商品を新たな視線で、エッセイとともに紹介します。 ノンジャンルで掲載してきた製品を、ムックでは改めて、「キッチンでつかうもの」「外出するときの相棒」などいくつかのカテゴリーに分類し、読みやすく構成。平松さんがなぜそれを選び、どういうふうに使っているか、写真とエッセイで掲載します。モノ選びにきびしい読者にこそ読んでほしい一冊です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヨハネス
9
モノを減らしたいのに家事はラクにしたくて、こんな物欲をそそる本をまた読んでしまった。前から気になっていた道具、知らなかった便利な道具。罪悪感が少ないのは「かまぼこ板」(笑)生姜にんにくレモンプチトマト用極小まな板にする!ソムリエナイフ使えるようになりたいけど人工コルクだとお手上げ。これも買っちゃおうかな・・百均1合土鍋、釉薬など信用ならないから買い替えなさいと妹から厳しく言われているので、これにしようかな・・・「ごま煎り」は初めて見た。「常識だ」という友達と喧嘩しそうになったけど。2019/07/04
りょうけん
7
<鱗> 平松さん自身が実際に使っているスグレモノ紹介エッセイ本なのですが,とにかく「モノは増やしたくないけどこれだけは別!」と幾度も理ってから書いています(笑). で,僕も「あ,これ買おう!」と思ったモノはやはりありませんでした.すまぬ。m(_w_)m 余談だけれど,最近新大阪駅の東側連絡路を通るたびに,551蓬莱の前に行列が出来ているのを見かける.これは平松洋子さん著作の『肉まんを新大阪で』文藝春秋、2018の影響なのだと最近知った.次回わ僕も並ぼう.2019/07/20
マカロニ マカロン
3
個人の感想です:B。図書館10ヶ月待ちだった。平松さんが愛用している暮らしの道具を134個紹介。シャンプーとかハンドソープとか詰め替えする機会が多いが、確かに「漏斗」を使えば素早くこぼさずにできそうだ。これは買ってみよう。刃渡り20センチのドイツ製のハサミ(5500円)と開化堂の茶筒(11000円)も魅かれるが、値が張るなあ。ブックエンドの項目でサイモン&ガーファンクルの「旧友/ブックエンド」を聞いてブックエンドが「急に意味を持つものに思われてきた」と書かれていて、とても共感した。平松さんと大体同世代だ。2020/07/29
おーね
3
何個かほしいと思うものがありました。2019/07/08
ひめぴょん
3
道具にまつわるエッセイ集。竹の箸、ハッカ油、糸通し、風呂敷など我が家でも使っているもの、気になったもののちょっとお高い「ホームスパンの靴下」などいろいろなモノが紹介されています。道具にまつわる話で人柄やおよその年齢も伝わってきます。2019/04/21