「あの世」の準備、できていますか?

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「あの世」の準備、できていますか?

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  • サイズ B6判/ページ数 187p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784838726660
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

きっと、あの世はいいところ

考えすぎない。迷いを捨てる。しがらみをなくす。我慢はほどほどに。
この世をうまく卒業するために、いま知っておきたいこと。

『人は死なない』の矢作直樹(東大病院救急部・集中治療部部長医師)と、
作家・田口ランディが語り明かした、
新しい死の迎え方と、人生後半の生き方。


きっと、あの世はいいところ

考えすぎない。迷いを捨てる。しがらみをなくす。我慢はほどほどに。
この世をうまく卒業するために、いま知っておきたいこと。

『人は死なない』の矢作直樹(東大病院救急部・集中治療部部長医師)と、
作家・田口ランディが語り明かした、
新しい死の迎え方と、人生後半の生き方。


いい感じでぼけていくと、周りの人も幸せになりますよ。
在宅看取りは、人と人を結びつける新しい絆になるでしょう。
死を悲しいと感じるのは、死そのものより喪失感だと思うんです。
我慢し過ぎると苦しい。人間、ほどほどがいいんです。
病気の根っこにある頑固さを溶かせば、心も身体も元気になります。
老化は自然現象、闘わない医療福祉がこれから重要になります。
本当は、早くあっちに逝きたいっていう人もいます。
死ぬときはお互いに挨拶に行くってことで、よろしくお願いします。

第一章  死んだら終わりと思わない
第二章 現実世界との上手なつきあい方
第三章 頑なな心と体を解き放つ
第四章 見えない世界も意識する
第五章 この世とあの世の真ん中で

【著者紹介】
1956年、神奈川県生まれ。東京大学大学院医学系研究科救急医学分野教授/医学部附属病院救急部・集中治療部部長。1981年金沢大学医学部を卒業し、国立循環器センターの外科系集中治療科の医師、医長などを歴任。1999年10月より東京大学大学院新領域創成科学研究科環境学専攻および工学部精密機械工学の教授を経て、現職。著書に『人は死なない』(バジリコ)、『天皇』(扶桑社)など。

内容説明

考えすぎない。迷いを捨てる。しがらみをなくす。我慢はほどほどに。この世をうまく卒業するために、いま知っておきたいこと。『人は死なない』の矢作直樹(東大病院救急部・集中治療部部長医師)と、作家・田口ランディが語り明かした、新しい死の迎え方と、人生後半の生き方。

目次

第1章 死んだら終わりと思わない(歳をとっても若い秘訣があるとしたら、くよくよ考えないことです。;いい感じでぼけていくと、周りの人も幸せになりますよ。 ほか)
第2章 現実世界との上手なつきあい方(ガクッ、ドーンと突然体調が落ちるときは要注意。;我慢し過ぎると苦しい。人間、ほどほどがいいんです。 ほか)
第3章 頑なな心と体を解き放つ(肉は食べなくなりました。あるとき牛の悲しい顔が映って…。;体の通りがよくなったら少しのお酒でほろ酔い気分。健康は効率的だ。 ほか)
第4章 見えない世界も意識する(脳は、1つの回路を作ったら、繰り返したいものなんです。;心静かに自分を感じる。無理せず自然に、それが基本です。 ほか)
第5章 この世とあの世の真ん中で(せっかくの神秘体験、素直にびっくりしましょうよ。;本当は、早くあっちに逝きたいっていう人もいます。 ほか)

著者等紹介

矢作直樹[ヤハギナオキ]
1956年、神奈川県生まれ。東京大学大学院医学系研究科救急医学分野教授/医学部附属病院救急部・集中治療部部長。1981年金沢大学医学部を卒業し、国立循環器センターの外科系集中治療科の医師、医長などを歴任。1999年10月より東京大学大学院新領域創成科学研究科環境学専攻および工学部精密機械工学の教授を経て、現職

田口ランディ[タグチランディ]
1959年東京生まれ。作家。2000年に長編小説『コンセント』で衝撃的にデビュー。2001年に『できればムカつかずに生きたい』で第1回婦人公論文芸賞を受賞。人間の心の問題、原爆や原発、福祉から終末医療、犯罪などの社会的な事象を題材に幅広い作品を発表している。2010年には明治大学においてダイアローグ研究会を立ち上げ原発問題における対話の重要性を訴える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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yamaneko*

47
あの世は、この世。高齢化社会で病院では死ねなくなる今後、どのように死ぬかは生き方と表裏一体。多くの人の病気や亡くなり方を見てきた医師と、介護経験豊富な作家とのリアルな対談に、覚えておこうと思うヒントがいろいろありました。2014/06/12

ぱんにゃー

39
『気のせいじゃないの?』(現代では)  /  「人は死なない」の矢作先生と「坐禅カール」のランディさん。 『気のせい!』と思えてくる お二人の対談です。 (100年前100年後は普通の話かも) (コ)2014/06/03

kiho

11
準備なんてできてない日常の雑事の中、一歩立ち止まって考えや気づきの時間を与えてくれる本☆霊的な話はさておき、自分だけでなく家族や身近な人の人生や死をどう受け止めていくか…田口さんの経験談が印象的でした♪先生が言う「考えないのが一番の薬」…現実は難しいけど、なるほど…。2014/11/28

みか

6
対談本で、一気に読めました。 矢作さんもランディさんも好きなので、興味深く読みました。 ランディさんのお話のなかで、先祖供養・お墓の問題が出てきて、今密かに私自身もそういう問題を考えていたので、少し参考になったかな。でも、色々しがらみもあるので難しい問題であることは変わりないですが。2014/08/22

すももんが

5
田口さんがお父さんを亡くしたときに、実家の仏壇を引き取るエピソードが面白かった。同じ家のなかに違う宗派の仏壇は置けないと義理父に言われ、実家の仏壇の中にある本尊の巻物をベリベリと剥がしてしまう。「これでただの箱になったので置いてもいいですか」と聞いたら、義理の父親が真っ青になって「恐ろしい~」と(笑)。看取りって理想通りにはいかないものなのだなあ。2019/02/13

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