内容説明
有名なセリフや見得だけがポイントではありません。「キレイ」の向こうにある本当の面白さが見えてきます。歌舞伎、狂言の主な作品のあらすじと見どころがバッチリわかる入門書。
目次
一番目狂言―時代物（寺子屋；忠臣蔵；妹背山）
中幕 歌舞伎十八番（助六；勧進帳）
二番目狂言―世話物（髪結新三；切られ与三；弁天小僧）
大喜利―所作事（鏡獅子；娘道成寺）
歌舞伎はわけがわからない（せりふ編；約束ごと編；踊り編）
著者等紹介
渡辺保［ワタナベタモツ］
１９３６年東京生まれ。放送大学教授。演劇評論家
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みつひめ
1
もっと早く読むべきだった一冊。保さんの本としてはカジュアルな作りなのだけれど、内容は保さんらしい硬派なもの。危機に瀕した昨日の「正解」を知り、自分に「正解」を探す…。保さんからの宿題は重いなぁ。2011/10/31
そらきりん
1
軽いイメージの表紙とは、うらはらに、歌舞伎鑑賞５０年もの著者によって、書かれた真面目な一冊。2010/06/19
ねええちゃんvol．2
0
★★★ 歌舞伎を見る前に読むべし2016/02/13
saksak
0
「歌舞伎の見方」読了後、再読。改めて画期的な一冊。演目の頭から幕までを通し、筋、型、今昔役者評、勘所まで網羅して余すところなし。名優たちの写真も豊富。ことに六代目の所作事ポーズ写真、舞台写真のまぶしさったら、ない。2010/01/10
