内容説明
近所のバー、いつもの寿司屋、ちょっと寄る洋書店、水丸流ここだけの青山の歩き方。
目次
はじめは、ちょっと昔の青山から、近づいて去っていく都電の灯り。
バブルと共に公園から去った美人人妻たち。
青山三丁目には昔、伝説的なバー、コーラル・クラブがあったのだ。
アルクールに集まる客たちとちょっと謎の投稿写真美女。
もうすぐ青山の’94も終る、そうおもった暮れの夜のこと。
東京の空がきーんと冷えて青く、ひっそり静まる日々におもった。
ぼくが時々顔を出す、青山の寿司屋は四軒ほどある。
「バカヤロー!何言ってるんだ」仏滅な日々の青山も春めいてきた。
青山の歯科医院で、あのころも近ごろもいろいろなことを学んだ。
料理が好きだから、いつも青山のスーパーでお買い物します。〔ほか〕