コッコロから

コッコロから

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  • サイズ B6判/ページ数 165p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784838704477
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

清く正しい少女・亜子が、コッコロから好きになったのは超二枚目の東大生。元気が出る青春恋愛物語。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぐっち

15
新刊「私の息子はサルだった」が、佐野洋子の息子・ケンくんの話だったので久しぶりに再読。これ小説のはずですが、ケン君、確実に同一人物ですよね~?とすると、佐野洋子はすず子さんか?「お前変な顔してもてないと思って人生なめんなよ」。イケメン東大生・マサノリ君に引けを取らない、もう一人の現実にまみれ系ヒーローとして存在感を放ちまくってます。今までは亜子ちゃんになりきって甘々のマサノリ君を満喫してたのですが、母視点だと息子の嫁にはめぐみさんより亜子ちゃんのほうが断然いいな、と今までと違った視点で激しく同意です。2015/06/21

星落秋風五丈原

8
こけし顔が悩みの亜子の前に現れた、品行方正かつ超美形の東大生。人類から敵意を無くす顔を見込まれて、恋人のダミーを務めるはめに。A,B,C,どのように事は進むのか疑問を抱きつつ、コッコロから求める愛をつかもうとする21才の恋愛小説。1994/02/22

ひとみ

3
佐野さんの小説、初めて読んだ。容姿に不満を持っている女の子が、容姿も家柄も図抜けて素晴らしい東大生の男の子と、優しい幼馴染みから愛されるという、筋だけ聞くと実に「いい気な話」なんだが、読み心地は恐ろしいまでにのびやかなのである。それはやはり主役の亜子ちゃんが自分の心に嘘を吐いていないいないからであろう。初出を読めば『オリーブ』連載だそうで、亜子ちゃんが『放課後の音符』を読んで「なんで彼女らはするっとやることが出来るんだ」と、不思議がっている所が愉快だった。2011/10/01

やまなかと

2
人はだれでも人生の主人公なんだ。自分の心に正直に、素直に生きてゆく。 どんなときにも、打算に走ってはいけない。  2018/09/09

1
面白い!声出して笑ってしまう。 こんな男いるわけないのに、マサノリは良い奴。 実際に起こりえないことだからこそ楽しんで読めた。自分と亜子ちゃんを比べるとひねくれてて卑屈な自分がやだなー。2019/10/20

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