内容説明
21世紀の柳田国男が拓く民俗学の未来。批評が誘う「遠野」「昔話」「柳田国男」の世界。
目次
1 実践する学問(昔話って何だろう?;柳田国男と昔話;「怪談レストラン」への御招待;怪談の系譜;森脇太一文庫展の開催に先立って ほか)
2 誘惑する書評(保坂達雄著『神と巫女の古代伝承論』;兵藤裕己著『平家物語の歴史と芸能』;永井彰子著『日韓盲僧の社会史』;橋本裕之著『演技の精神史―中世芸能の言説と身体』;徳田和夫編『お伽草子事典』 ほか)
著者等紹介
石井正己[イシイマサミ]
1958年、東京都に生まれる。東京学芸大学教授。日本文学・日本文化専攻。旅の文化研究所運営評議委員、遠野市立図書館顧問、遠野市立博物館顧問、遠野物語研究所研究主幹を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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