内容説明
本書は、京都の代表的な茶庭を美しい写真で紹介し、それぞれの見どころも解説し茶室案内も兼ねた京都の茶庭の写真集。
目次
表千家
裏千家
武者小路千家
薮内宗家
久田家
堀内家
桂離宮
酬恩庵
真珠庵
瑞峯院〔ほか〕
著者等紹介
水野克比古[ミズノカツヒコ]
1941年、京都市上京区に生まれる。同志社大学文学部卒業。東京綜合写真専門学校研究科を経て、1969年から京都の風景・庭園・建築などの撮影を続ける。日本写真家協会会員、日本写真芸術学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こきよ
55
定型や不文律を踏襲しつつも、より求心的、内向的に。容易にして難解。空間認知と隠喩。経験こそが何よりも重要。2016/07/09
びぃごろ
10
拝観可能な茶室一覧が最終頁に掲載されている。重森三玲庭園美術館は圧倒されそうな気配濃厚。北村美術館が行きやすく庭石もコンパクトに見易い感じ。大法院と大河内山荘庭園が気になるところ。あとは個人宅、井上家露地素晴らし♥2017/05/30
ひめぴょん
3
最近茶室を訪問することが増えた気がします。庭と建造物をセットで楽しめ、こじんまりした空間が落ち着くということもあります。以前はもったいない気がしてお茶をいただくということに手が出せませんでしたが、最近は子どもたちに何らかのいい影響があるかもと積極的にそういう場に行ってお茶をいただくようにしています。こういう文化への応援の気持ちです。やはりリアルでその空間を3Dで見た方がいいのですが、コロナの影響で近場にしか行けませんが、本で堪能させてもらいました。苔生す庭になるまでの年月を庭も建物も経ているのだと思うと2020/12/18
ophiuchi
2
京都人のプライドが高いのも首肯けると思わせる一冊。2013/07/15
インテリ金ちゃん
0
茶庭、露地も奥が深く楽しい。2014/09/15