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内容説明
今日誰かともめたのも、会議に遅刻したのも、ぜんぶ「偶然」なんかじゃないんです。精神分析的な考え方を応用すれば、気づかなかった自分自身がわかるだけでなく、人のホンネや新聞をにぎわせている犯罪、世の中でウケているあの小説、映画、マンガのことだって…これまでわからなかったものが、どんどん見えてきます。
目次
第1話 深層心理―どうすれば「こころ」が読めるのか?
第2話 私の中の「もう一人の自分」
第3話 「言い違い」「聞き違い」の心理って、何?
第4話 夢診断―「夢」の本当の意味を知るには?
第5話 精神分析をするための、私の方法
第6話 親子関係に隠された「コンプレックス」の謎
第7話 人は何によって動かされるのか?
第8話 これが精神分析家のやり方なのです!
著者等紹介
鈴木晶[スズキショウ]
1952年、東京生まれ。精神分析研究家。日本精神分析学会会員。法政大学国際文化学部教授。専門はとくに精神分析批評であるが、範囲は広く英仏露を中心とした比較文学、文学批評、批評論理と多岐にわたり、グリム童話なども研究領域である。音楽や舞踊などにも深い造詣があり、専門家にしか理解できないような堅苦しい表現を嫌い、洒落な人柄がにじみ出る講義・著書・講演などは、幅広い世代から高い支持を得ている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
okaching
3
分かりやすく面白かった。簡単にまとめるなら、人は本能が壊れた動物であり、本能の代わりに心がある。心には意識、前意識、無意識がある。自我、超自我、エスとも分けられる。無意識の世界は夢、抑圧され別の形で現れた症状等でしか覗くことが出来ない。エネルギーはリビドー。自我は禁止を出す超自我、本能のままに動くエス、そして、現実に対応しながら、生きていかねばならない。その為に抑圧や投影といった方法で、弱い自我を支えている。2015/05/21
コッツ
0
フロイトの入門の入門。読みやすかった!2015/08/09
うぱこ
0
入門の入門というぐらいのわかりやすいレベルでよかった。でもこの本の内容さえ疑ってやるんだわふふん。2011/09/12