孔子―人間、どこまで大きくなれるか (〔新装版〕)

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  • サイズ B6判/ページ数 216p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784837918554
  • NDC分類 123.83
  • Cコード C0030

内容説明

孔子の生き方、つまり「論語」のエキスをそのまま日常生活、仕事に応用して成功した人は多い。その代表が渋沢栄一である。「論語」をなめるように読み、実践し、日本経済を支える五〇〇の会社づくりに応用していったのである。人生への取り組み方、自分の取柄を磨き育てる工夫、そしていい人間関係の築き方など、読んだその日から「役に立つ」―本当の“実学”の本。

目次

第1章 学而篇―人生いちばんの楽しみをどこに求めるか
第2章 為政篇―心に“北極星”を抱く人の日々の生き方
第3章 八〓篇―生まれもった資質にさらに磨きをかける
第4章 里仁篇―この心意気、この覚悟が人生の道を開く
第5章 公冶長篇―“一時の恥”にこだわって自分を小さくしてはならない
第6章 雍也篇―孔子流の「先憂後楽」の生き方

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よしひろ

6
資本主義経済は競争を旨とする。だからこそ、「敵に塩を送る」という諺が好きだ。塩が取れない甲州の弱みにつけ込むことを良しとするのかどうか。戦略の一つというのも見方もあるが、上杉謙信の勝負に対する哲学は立派だと思う。人後に堕ちる振る舞いをしないというこだわり。経済の巨人、渋沢栄一は歴史から教訓を獲得し、活用している人物だと思った。2015/07/25

星野紗奈

1
「孔子」「渋沢栄一」というワードにひかれて、市立図書館で借りた。読み終えた感想は、「なるほどー」というなんともあっさりしたものだった。思想関係の授業を今年になって取り始め、少しは深く理解できるようになっているのかと思ったのだが、まだ自分には早かったのかもしれない。ただ、歴史の人物や『論語』の言葉などで知っているものがいくつか出てきたので、モチベーションを切らさずに最後まで読むことができたと思う。2021/06/10

Takeshi Nakajima

0
渋沢栄一がどのように論語を読み、解釈したのかが、書かれています。2016/01/18

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