ひょうたんめん

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  • サイズ A4判/ページ数 32p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784835455365
  • NDC分類 E
  • Cコード C8793

内容説明

種子島の妖怪「ひょうたんめん」は塩も馬も食ってしまうという恐ろしい妖怪。ある日、塩を買いにでかけた村人「おとじろうまごじろう」は、帰りの山道で運悪く「ひょうたんめん」にみつかってしまった。この二人の攻防戦、はたして最後に勝つのは…!?「赤羽末吉の名作絵本」復刊第2弾!!こわ~いのに、憎めない!!妖怪のおはなし。

著者等紹介

神沢利子[カンザワトシコ]
1924年福岡県生まれ。少女時代を樺太(今のサハリン)で過ごす。詩、童謡、童話、絵本と幅広い分野で活躍する児童文学者。日本児童文学者協会賞、日本童謡賞、路傍の石文学賞、モービル児童文化賞など数々の賞を受賞

赤羽末吉[アカバスエキチ]
1910年東京都生まれ。後に旧満州に渡る。帰国後は児童書の挿絵等に情熱をかたむけ、1959年日本童画会展で茂田井武賞を受賞。1965年に『ももたろう』(福音館書店)と『白いりゅう黒いりゅう』(岩波書店)で、さらに1968年に『スーホの白い馬』(福音館書店)で、それぞれサンケイ児童出版文化賞を受賞。1980年には、それまでの功績に対し、国際アンデルセン賞画家賞を日本人として初めて受賞。その後も国内外で多数の受章を重ねた。1990年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ソルティ

185
コロナ対策入館制限で母チョイス。なんですかね、妖怪?お化け?かわいい見た目の割に恐ろしいじゃないですか。塩食って、馬食って、風呂に入って茹でられたら、なんか美味しそうじゃないですか、元はひょうたん、ですし(笑)。2020/03/14

yomineko@猫と共に生きる

66
ひょうたん好きな私、題名に惹かれて読んだら、ひょうたんめんって種子島の妖怪だった(笑)こわ可愛い(笑)追いかけられて、せっかくの塩を全部分捕られた上に馬まで喰われる。ひょうたんめんを懲らしめるために知恵を絞る。あれ?このお話、山姥のとソックリ!「復刊ドットコム」という出版社の名前が素敵。ひょうたんめん、最後は大変な目に遭うけど、悪さしたから仕方がないよね~2024/02/08

とよぽん

39
再読。図書館の「こわい絵本」展示にて。妖怪ひょうたんめん、何ともユーモラスな姿と表情で、こわい絵本の仲間入りとは・・・。おとじろうまごじろうの知恵が勝り、妖怪ひょうたんめんは退治される。2020/08/06

とよぽん

35
復刊ドットコムから出ている。種子島に伝わるお話で、勧善懲悪の落としどころまで、残酷だがちょっと間抜けなひょうたんめんだった。悪者と戦う知恵と勇気よりも、ひょうたんめんの最期がインパクト強かった。2019/11/12

ヒラP@ehon.gohon

31
ひょうたんめんという個性的なおばけは、馬や人を喰うほどの怖さと、どこか滑稽な部分があって、軽く読んでしまいました。 これが山姥だったら、同様な類話が思い浮かびます。 ひょうたんめんの描かれ方、最初は二人いると思ってしまった「おとじろううまじろう」という名前、憎めない絵本です。2022/06/24

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