がんと戦わないで共存する方法―代謝と分化を制すればがんを征する

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 229p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784834401653
  • NDC分類 494.5
  • Cコード C0047

内容説明

がん細胞の増殖を抑制し、分化を誘導するがん代替療法。細胞レベルでの、がん治療ががんとの共存を可能にし、がんの進行を阻む。

目次

エネルギーが枯渇すればがん細胞は死ぬ
分化を誘導するとがん細胞の増殖はストップする
糖質摂取を減らせば、がん細胞の増殖は遅くなる
がん細胞のグルコース代謝を阻害する2‐デオキシ‐D‐グルコース
糖尿病治療薬メトホルミンはがんの進行を抑える
がん細胞では低酸素誘導因子‐1の活性が亢進している
寿命延長効果と抗がん作用を持つラパマイシン
がん細胞の酸化的リン酸化を亢進するとがん細胞は死滅する
プロトンポンプ阻害剤はがん組織の酸性化を正常化する
L‐カルニチンとアセチル‐L‐カルニチンはヒストンのアセチル化を促進する
ケトン食の抗腫瘍作用
中鎖脂肪ケトン食の実践法
ニキビの薬ががんに効く
高脂血症や糖尿病の薬ががん細胞の分化を誘導する
ビタミンDはがん細胞の分化を誘導する

著者等紹介

福田一典[フクダカズノリ]
1953年福岡県生まれ。1978年熊本大学医学部卒業。熊本大学医学部第一外科、鹿児島県出水市立病院外科勤務を経て、1981年から1992年久留米大学医学部第一病理学教室助手。その間、北海道大学医学部第一生化学教室(1984~1985年)と、米国バーモント大学医学部生化学教室(1988~1991年)に留学し、がんの分子生物学的研究を行なう。1992年から株式会社ツムラ中央研究所部長として漢方薬理の研究に従事。1995年から国立がんセンター研究所がん予防研究所第一次予防研究室室長として、がん予防のメカニズムおよび漢方薬を用いたがん予防の研究を行なう。1998年から2002年3月まで岐阜大学医学部東洋医学講座の助教授として、東洋医学の臨床および研究や教育に従事。2002年5月に銀座東京クリニックを開設し、がんの漢方治療と補完・代替治療を実戦している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とおる

0
先月出たばかりの本。かなり専門的な本だったが、臨床研究などで分かってきた最新の研究なども紹介されていてかなり新たな情報が入手できた。2015/05/23

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/9752150
  • ご注意事項