感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆーかり
5
タンタンとスノーウィの冒険3作目。前作コンゴでダイヤモンド生産計画を邪魔されたシカゴマフィアが相手。結局いつも悪者を捕まえてお手柄の少年ルポ記者タンタンと愛犬スノーウィ。運が良過ぎというのはあるけれど。どこへ行っても有名人。引く手あまたはタンタンだけでない。犬用ビスケットのキャラクターにスノーウィを!勇気のもとはスノーウィ印のビスケットでどうでしょうというオファーまで。2015/06/18
印度 洋一郎
3
作者も描きたかったという、タンタンのアメリカ冒険譚。コンゴでも裏で暗躍していたアル・カポネと対決し、前半はギャング映画ノリで、後半は西部劇という、当時のベルギー人のアメリカ観が伺える展開。シカゴの街並のシャープな表現(タンタンがホテルの外壁につかまっているコマなど)に目を惹かれる。登場するインディアン達はまるっきり西部劇ノリなのはご愛嬌だが、住む土地から石油が発見された途端(タンタンが偶然見つけた)、企業が入ってきて、皆立ち退かされるというくだりに作者の思いがにじむ。2016/03/16
ビスケ
3
カポネでたー。タンタンシリーズには実に様々な国が登場するんだけど、ヨーロッパの人々が、それらの国に対して当時どんなイメージを持っていたのかっていうのが、ちょっとわかる気がする。2011/06/14
ぱや
0
久々のタンタン。いつもながら福音書店の断り書きがなかなか興味深い。タンタンは不死身だなー。2016/09/25