タンタンの冒険
カスタフィオーレ夫人の宝石 (ペーパーバック版)

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B5判/ページ数 62p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784834025132
  • NDC分類 K726
  • Cコード C8779

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Hideto-S@仮想書店 月舟書房

86
世界的に有名なオペラの歌姫カスタフィオーレ夫人が、ハドック船長の住むムーランサール城にやってきた。お付きのスタッフと肌見放さない宝石箱を伴って。城内は多くの人で溢れかえる。マスコミや宝石を狙う窃盗団、船長が同情心から連れてきたジプシーまで。やがて、お約束のように宝石が忽然と消える。多すぎる容疑者。タンタンの推理が冴える。夫人が何より苦手なハドックと、ほのかな好意を寄せるビーカー教授の夫人をめぐる三角関係、ゴシップ新聞の結婚騒動などスラップスティックの要素が満載。キャラクターも定着し安定感のある展開。2015/12/05

ドラン3世

1
ペーパーバック版が発売してからやっと集められると意気込んでみたものの彼らに出会える回数は限られている。こんなにおもしろいのに・・・肩を落としていたがやっと出会えた、麗しのカスタフィオーレ夫人。子供のころ読んでいた時には少し難しくノリでしか楽しめなかったタンタンシリーズの中で、唯一理解が出来た貴重な一冊。大人になって読み返してみても、実にあほらしい勘違いぶり。ああ、本当にタンタンっておもしろい。2012/12/22

もえ

0
呑気で落ち着く話なので一番好き。エルジェと私という映画で、家庭内のゴタゴタが一段階して第二の新婚生活が始まり、社交的になった頃に描いた作品と知った。前作より時間がかかったのはタンタンを創作する意欲が減退していたのかな。カスタフィオーレ夫人を評して「前妻を笑い者にしていた」と振り返っていたのが印象的だった。2014/02/17

寒がり

0
盗まれた宝石を巡るドタバタミステリ。伏線、ミスリード、意外な犯人と道具立てもしっかりしています。「あの言葉」だけで真相に気づいてしまうタンタン、さすがに只者じゃない。あと石屋のブリュさんのような動じない人間になりたいと思いました。2022/05/19

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/3843141
  • ご注意事項