内容説明
少年ピーニョは、毎晩ビタミン剤をのまなければいけないのがいやで、部屋にある白い陶器の象の置物の鼻の穴に入れてのんだふりをしていました。その象のドミニクが、だんだん大きくなってきて話したり動いたりもできるようになって、ピーニョとドミニクはゆかいな事件をつぎつぎ起こしていきます。小学校中級以上。
著者等紹介
ケルン,ルドウィク・イェジー[ケルン,ルドウィクイェジー][Kern,Ludwik Jerzy]
1921年、ポーランドのウーチに生まれる。詩人であり、児童文学作家。ポーランドでは、とくにジャーナリスティックな詩人として有名。子どものための詩集を数多く出版している
内田莉莎子[ウチダリサコ]
1928年、東京に生まれる。早稲田大学露文科卒業。1964年、ポーランドに留学。ポーランド、ロシア、チェコなどの児童文学を数多く日本に紹介した。1997年没
長新太[チョウシンタ]
1927年、東京に生まれる。1959年、絵本『おしゃべりなたまごやき』で文藝春秋漫画賞受賞。1961年、イタリアの国際まんがサロンで国際漫画賞受賞。漫画、絵本、エッセイなどさまざまな分野で活躍した。2005年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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