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内容説明
事故で脚を骨折した上司に代わって、ステファニーは、イスタンブールでのクリニック建設の監督をつとめることになった。建築家としての腕は誰にもひけをとらない自信がある。だだ、依頼主がこんなに封建的な考えの持ち主だとは思わなかった。「ぼくは女性といっしょに働くのがきらいなんだ」タリク・ハーミドは傲然とそう言ってのけた。これが、80年代の今、世界じゅうを駆けめぐっている教養ある実業家の口から出た言葉だろうか。だがステファニーも負けてはいなかった。女性だって、男性以上に仕事ができるところを見せてあげるわ。