感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
のり
7
「強火で手早く炒めるべし」というのはプロの常識。だが、フライパンで家庭で作るなら、強火厳禁という水島シェフ。弱火でゆっくり炒めるのが1番。鍋はあおらない。ご飯の下ごしらえに温かいご飯をザルに移し、水とサラダ油をかける。これこそがベタベタチャーハンの回避策とのこと。弱火でじっくり炒めるとマズイチャーハンになると書かれているところもありましたが、今度作るときは水島シェフ流のチャーハンを試したいです。どんなご飯を使うのか、卵はどの時点で入れるのかなどによって、どう違うか電子顕微鏡で撮ったお米の写真が印象的。2017/09/09
6(ロク)
2
ラーメンやらカレー並み、いやそれ以上に好みがハッキリクッキリ分かれるのが炒飯かと思うのです。パラパラ信者が多いけど私から言わせりゃあんなもんは米のミイラで、食べ終わった後に皿に油膜が残ってなんぼな訳で。つーかこの本で気が付いたのは皿にフリーに乗せられた飯よりも、きっちりお玉形に成形されてるほうが無条件で旨そうに見える、そうやって考えると「これは‼」って炒飯無かったわ、この本の中に。論理は勉強になったけどね、深いぜ、焼き飯。2018/01/12