内容説明
コロナショックの影響は甚大。インバウンド→99.9%消失。航空業界→経営統合案が再浮上?鉄道業界→再編・一部統合案も。飲食業界→半減も。DX(デジタルトランスフォーメーション)時代に、生き残るスキルを磨け!
目次
巻頭言 DX(デジタルトランスフォーメーション)時代に、生き残るスキルを磨け!
日本編(20世紀型の経済政策では、新型コロナ危機に対処できない;オリンピックと甲子園は大ナタをふるった改革を実行せよ;2020年2月時点で予測!新型コロナ拡大で東京五輪の中止はある;COVID‐19があぶり出した「危機に弱い国」日本の実態;コロナ対策で露呈した地方リーダーたちの明確な実力差 ほか)
世界編(「トランプ・マジック」の崩壊によって引かれる株価暴落のトリガー;人種差別や抗議運動への対応で見えた「トランプ再選」の赤信号;トランプから飛び出した「日米安保見直し」発言の真意;終わりの見えない「米中貿易戦争」。本当の勝者は誰か;世界が注目する香港デモに対し、中国が一歩も譲らないのはなぜか ほか)
著者等紹介
大前研一[オオマエケンイチ]
早稲田大学卒業後、東京工業大学で修士号を、マサチューセッツ工科大学(MIT)で博士号を取得。日立製作所、マッキンゼー・アンド・カンパニーを経て、現在(株)ビジネス・ブレークスルー代表取締役会長、ビジネス・ブレークスルー大学学長。著書多数ある。「ボーダレス経済学と地域国家論」提唱者。マッキンゼー時代にはウォール・ストリート・ジャーナル紙のコントリビューティング・エディターとして、また、ハーバード・ビジネス・レビュー誌では経済のボーダレス化に伴う企業の国際化の問題、都市の発展を中心として広がっていく新しい地域国家の概念などについて継続的に論文を発表していた。この功績により1987年にイタリア大統領よりピオマンズ賞を、1995年にはアメリカのノートルダム大学で名誉法学博士号を授与された。英国エコノミスト誌の1993年グールー特集では世界のグールー17人の1人に、また1994年の特集では5人の中の1人として選ばれている。2005年の「Thinkers50」でも、アジア人として唯一、トップに名を連ねている。2005年、『The Next Global Stage』がWharton School Publishingから出版される。発売当初から評判を呼び、すでに13カ国以上の国で翻訳され、ベストセラーとなっている。経営コンサルタントとしても各国で活躍しながら、日本の疲弊した政治システムの改革と真の生活者主権国家実現のたあめに、新しい提案・コンセプトを提供し続けている。経営や経済に関する多くの著書が世界各地で読まれている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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