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内容説明
「なら、話は早い。いい機会だから、雪兎もスコットランドに来い」突然、古色堂に来店した一組のカップル。怪しげな学者とノ~天気なママさんは、なんと雪兎の両親だった!?三年前雪兎を放り出し、研究の為に渡英していた雪兎の両親は、こともなげに言い放った。そう、雪兎と一緒に暮らすと―家族愛に突然、目覚めたのだ!?加々美は、隣で聞き愕然とした。「え~雪兎をつれてっちゃうの?」(「霊を認めぬ霊能者」より)。そう、あのドタバタした日常が終わってしまう!?雪兎の海外強制留学のピンチを描いた表題作を含む、短編四作に、書き下ろしを二編収録。元祖ヘッポコ・ファンタジー第四弾。
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