内容説明
最終戦争論、満州国設立、二・二六事件、敗戦、そして戦後の復興。昭和を駆け巡った国を思う男たちは、何を考え、実行し、何に挫折したのか。
目次
第1章 新戦略の創設者(石原莞爾と世界最終戦争論;田中智学と日蓮宗;北一輝と国体変革論)
第2章 昭和初期のテロリストたち(実行の右翼・井上日召;インテリゲンチャ・橘孝三郎;農本主義者・権藤成卿)
第3章 新戦略の実践と挫折(石原莞爾の最終戦と盟友・宮崎正義;北一輝と西田税の活動と最期;石原莞爾の挫折)
第4章 官僚統制の時代と戦後の指導者たち(エリート官僚・岸信介;戦後の官僚統制)
著者等紹介
小林英夫[コバヤシヒデオ]
1943年東京都生まれ。早稲田大学大学院アジア太平洋研究科教授。専攻は、日本近現代経済史、アジア経済論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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