内容説明
中小卸売業が構築できる多品種少量、高頻度、短時間、低コスト物流システムの実際。
目次
序章 いま卸売業に求められる3機能(流通新時代をもたらす3要因;情報ネットワーク・システムの構築;「多品種少量、高頻度、短時間配送」物流システムの開発と構築;小売志向のリテイル・サポート機能の開発)
第1章 卸売業の物流革新時代が来た(多品種少量、高頻度物流がなぜ必要なのか;今までの物流ではなぜ“だめ”なのか)
第2章 物流会計によりコスト管理を行う(物流コストの削減は物流会計から;物流会計による物流コストの把握;ケースによる物流コストの計算;物流コスト分析による物流合理化)
第3章 多品種少量物流を効率化する手法(受注情報処理時間を短縮する;ピッキングのムダな時間を排除する;棚コードはアドレス方式で行う;出庫パターンでピッキングをかえる;ピッキングの方式を使い分ける;物流作業を効率化する手法を活用)
第4章 多品種少量物流システムの開発(多品種少量ピッキング・システムの手法;平置ラックによるピッキング・システム;フロー・ラックによるピッキング・システム;デジタル表示によるピッキング・システム;回転ラックによるピッキング・システム)
第5章 多品種少量物流の配送センターの設計(保管型から流通型倉庫の時代;配送センターの立地選定の条件;配送センターのスペース決定方法;配送センターの建物の設計;配送センターのレイアウト)
第6章 配送システムを効率化する手法
第7章 多品種少量物流の実際―アメリカ・カラム社(ダラス)