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出版社内容情報
「校内暴力」は終わっていない!―80年代初頭、暴力と破壊による〈理由なき反抗〉。それは閉鎖的な学校空間、教師への不信、親の期待と受験戦争、家族関係の崩壊等々、窒息しそうな日常を癒す手段を暴力と破壊以外に知らなかったからに他ならない。そして校内暴力は、いまなお終焉してはいない。
はじめに/序章 なぜ、いま「校内暴力」を問うのか/一 砂埋め事件での陳述/二 いまも減少していない校内暴力/三 今の校内暴力/第一部校内暴力の諸相/第1章 ドキュメント・校内暴力/一 ツッパリとスケバン/二 校内暴力の起点/三 埼玉県B中事件/四 大阪商大堺高事件/五 北陽高校事件と正強高校事件/六 東京・小岩四中事件/七 七九年、八〇年における諸事件/八 岡山県・福渡高校事件/九 東京・奥戸中事件/一〇 大阪・高石中校内暴力自殺事件/一一 農大一高大根踊り事件/一二 千葉県・昭和中事件/一三 三重県・尾鷲中事件/一四 本章のまとめ/第2章 回想「校内暴力」/一 中学教師として/二 A高での一年間の記録/第3章 今日の校内暴力◇校内暴力は終っていない◇/一「鹿川君いじめ自殺事件」と「校内暴力」/二 「大河内君いじめ自殺事件」と「荒れる学級」/三 その他のいじめ事件にみる「校内暴力」と「荒れる学級」/四 文部省の調査結果にみる「いじめと校内暴力」の相関関係/五 校内暴力、特に生徒間暴力が激増している/六 今日の校内暴力(「荒れる学校」)/第二部校内暴力の背景を探る/第4章 高校紛争から校内暴力へ/一 田代三良氏
内容説明
校内暴力は終わっていない!80年代初頭、彼らは暴力と破壊によって「理由なき反抗」を表現したが、それは閉鎖的な学校空間、教師への不信、親の期待と受験戦争、家族関係の崩壊等々、窒息しそうな日常を癒す手段を暴力と破壊以外に知らなかったからに他ならない。そして校内暴力は、いまなお終息してはいない。校内暴力を通して戦後教育の実相・本質に迫る。
目次
序章 なぜ、いま「校内暴力」を問うのか
第1章 ドキュメント・校内暴力
第2章 回想「校内暴力」
第3章 今日の校内暴力―校内暴力は終っていない
第4章 高校紛争から校内暴力へ
第5章 70年代の社会状況と校内暴力
第6章 校内暴力から何を学ぶか―4つのキーワードを考える
第7章 80年代校内暴力の「終息過程」
結章 管理されるものは管理する
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