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宮澤賢治をめぐる冒険―水や光や風のエコロジー (新装版)

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  • サイズ B6判/ページ数 152p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784822811402
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0095

目次

第1話 賢治をめぐる水の世界(賢治と水;生命の水;「やまなし」の水イメージ;妹としの死と水の形;「雁の童子」と生命の連鎖;四次元の「流れ」としての「銀河鉄道の夜」)
第2話 科学者としての賢治(賢治を読むということ;科学を人間的な場へ、私の歩み;生きる場で;共に生きるための科学;「グスコ ブドリ」とエコロジー;大循環;実験科学者として)
第3話 「雨ニモマケズ」と私

著者等紹介

高木仁三郎[タカギジンザブロウ]
1938年群馬県生まれ。1961年東京大学理学部化学科卒、日本原子力事業NAIG総合研究所、東京大学原子核研究所助手、東京都立大学理学部助教授、マックス・プランク研究所研究員等を経て、1975年原子力資料情報室設立に参加。1987年原子力資料情報室代表(98年まで)。1998年高木学校設立を呼びかけ、校長に。2000年10月8日逝去。専攻、原子核化学(理学博士)。受賞、多田謡子反権力人権賞、イーハトーブ賞、長崎被爆者手帳友の会平和賞、ライト・ライブリフッド賞、田尻賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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林克也

1
高木氏の視点で宮澤賢治の作品を読みなおすと、今まで自分が受け止めていたのとは違った感覚や、新たな意味が見えてきた。言葉一つ、表現一つにもいろいろな意味があり、たとえ作者の意図を読み取れなくても、その時の自分の置かれた環境や状況によって作品を解釈すればいい、という思いを深くした。林洋子さんのクラムボンの会の公演も聞いてみたくなった。高木氏の本業の部分で、「世界の原発が生み出す放射性毒物は、一秒間で約30万人の致死量にあたる分だけ増えている。人口増加の10万倍のスピードです。」という記述には言葉もありません。2013/01/10

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