出版社内容情報
「日経ビジネスオンライン」ナンバーワン人気連載、ついに書籍化!
管理会計の基礎知識から、循環取引や名義偽装などの会計犯罪のテクニックまで、ぐいぐい読ませる物語の力で、自然と会計力が身につく!
内容説明
大ベストセラー『餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか?』の著者が放つ“小説で学べる”生きた会計学第1弾。
著者等紹介
林總[ハヤシアツム]
公認会計士、税理士、LEC会計大学院教授(管理会計事例)、林總アソシエイツ代表取締役。1974年中央大学商学部会計科卒業。経営コンサルティング、一般会計および管理会計システムの設計、導入指導、講演活動などを行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ライアン
11
仕掛品を多く計上して利益を水増ししたり循環取引あたりはなるほどなと思った。ただ架空売上は少なくとも社内の人間なら見抜けるし、王川梱包の話はあれだけの規模の会社でWチェックしてないんかい!と突っ込みたくなるね。ただ宇佐見さんの言葉は学ぶべきところがありますね。2016/02/25
Shinchan
8
「管理会計」や「会計監査」を題材にした小説。利益操作や不正取引等がどのように行われるのか具体的に示してあり、解り易い。 また、この本の続きは日経ビジネスのサイトに掲載されており、「部長編」、「社長編」と続きます。興味のある方は、日経ビジネスオンラインに登録して読まれると良いのではないかと思います。2012/04/29
Humbaba
4
見つかっても良いように,あえて燃やされるための藁人形を準備しておく.それがばれれば多少はダメージがあるかもしれないが,致命傷にはならない.人が悪事を行うとき,それを糾弾するのは大切である.しかし,同時に何故それを行ったのかを理解しようと努力することにも価値があると言える.2010/08/30
ササキマコト
2
大人版『女子大生会計士の事件簿』といった雰囲気でした。それにドラマの『半沢直樹』が足されたような印象です。個人的には、不正を暴く過程が推理小説みたいで、楽しめました。ただし、本書を楽しむためには、基本的な会計知識が必要です。そこまで専門的な知識は必要ありませんが、財務諸表の見方や、原価計算の基礎の基礎程度は知らないと、話に付いていけなくなるでしょう。この本を「読んでみよう」と考える人であれば大丈夫だとは思いますが、一応、ご注意ください。2014/10/19
まさ
2
女子大生会計士~よりも、すこしレベルが上の内容です。団達也シリ-ズは、現在 社長編をネットにて購読中です。実際にもありえるかもと思える内容があり、充実しています。
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