出版社内容情報
年100回を超える講演をこなし、多くの経営者からメンターと慕われる、美容室BAGZY代表 久保華図八氏が語るリーダー論。「ハイ・サービス日本300選」、「おもてなし経営企業選」受賞。
全国で年100回を超える講演をこなし、数多くの経営者からメンターと慕われる、美容室BAGZY代表 久保華図八氏が語るリーダー論。
経営者がするべきことは、家族、従業員、お客様、取引先、地域の人々という周囲の人を幸せにする経営。彼らを喜ばせることで、感謝が利益
となって自分に返ってくる。おもてなし経営を実践する経営者が、その哲学を語る。
経営者には、幸せにするべき5人の人がいる
第1章 幸せにするべき人 その1
●「働く仲間」
縁あって入ってくれた社員とは、一生付き合う
子供と同じように接することができるか
卒業して、ライバル店になっても家族
経営者には、「聞く力」が必要
人は「理解してくれた」と感じたときに変わる
斜めの組織で、聞こえない声も聞く
権限を委譲して、責任をもたせる
任せないから、いつまでたってもできるようにならない
常に新しいことに挑戦させる
社員が燃えるような、新しい何かをやりたい
目標がはっきり見える、キャリアバスプランをつくる
公平な基準をつくりお客さまに同質のサービスを提供する
キャリアバスプランは人生計画とも結び付いている
悪いところを直すのではなく、良いところを伸ばす
職場の人間関係を良好にするのは、慕われる上司
何をやるかより、誰とやるか
朝礼でその日の仕事の流れと、個人のコンディションを共有する
「寛」とともに「厳」も大事
切り捨てていく姿をみんながみている
失敗をしても守ってあげること
リーダーの背中はいつも見られている
第2章 幸せにするべき人 その2
●「お客さま」
お客さまを満足させるには、最高のスキルが必要
提案する力で、お客さまに納得していただく
最高のスキルを提供するために、細部にこだわる
お客さまと長期にわたってお付き合いをするということ
生涯にわたってお付き合いできる関係を持つ
「喜ばせたい」と見続けていれば、感動が生まれる
長くお付き合いするには、共に成長すること
ロイヤルティーマネジメントの考え方
お客さまに対して手間をおしまない
「これだ」と感じた”天使のしごと”
第3章 幸せにするべき人 その3
●「かかわりのある業者さん」
業者さんたちに敬意を示す
物を買う時に、自分の人間性が出る
リストアップして、会社としての仕組みをつくる
助け、助けられて今がある
利益よりも信頼を選ぶ
お互いを大切にすると、知恵が集まってくる
業者さんに「していただく」という気持ちで接する
仕入で「まけて」を繰り返すと、自分の店の価値が下がる
気持には、気持ちで応える
第4章 幸せにするべき人 その4
●「地域の人達」
地域の人たちとも共栄することを目指す
お盆には、帰省した人たちが懐かしみにやってくる
地域貢献は「共栄」につながっていく
砂袋と風船を両方抱えた気球は安定する
地域の人は心強い応援団になってくれる
「さん」付けされる会社になろう
第5章 幸せにするべき人 その5
●「家族」
家族を幸せにせずに、誰かを幸せにできるのか
社員の家族みんなが、バグジーの家族
人を幸せにすると、それだけ自分に返ってくる
周囲の人の喜びの中に、自分の成功がある
第6章 リーダーの条件 1
●フォロワーをどれだけ持っているか
優れたリーダーには、すごいフォロワーがいる
フォロワーをつくるには、「希望を配る」こと
人間としての配慮ができる人になろう
「面白そうな」ビジョンを示せるか
自分のビジョンに見合ったものしか、人は手に入れようとしない
品性にない人には、誰も付いてこない
相手を納得させられる「思考力」があるか
家族主義とは「許し合える」こと
第7章 リーダーの条件 2
●素晴らしい「出会い」を持っているか
人生を変える「変化の人」に出会えるか
「変化の人」に会うために飛行機に飛び乗った
店が増えるより、中身が良くなる方がお客さまは喜ぶ
きれいな小川の横を全力疾走して、何が楽しいのか
自分をどんな場所に置くか
出会いに備えて日々、準備する
変化の人は、どこにでもいる
直言してくれる側近を持てるか
第8章 リーダーの条件 3
●自分の心の「置きどころ」を考える
普通の配達員が、教祖になることもある
経営で大切なのは、継続するということ
第9章 リーダーの条件 4
●感謝の心を忘れない
人生の究極の言葉は「ありがとう」
幸せは、感謝できる人のもとにやってくる
感謝の心は、周囲の応援に結び付く
第10章 リーダーの条件 5
●どれだけ謙虚でいられるか
謙虚さは一流の条件
どれだけ偉くなっても、謙虚でいられるか
一度きりの相手にも、謙虚に接する
第11章 リーダーの条件 6
●ルーティンを持て
怒る時は1対1、褒めるときはみんなの前で
自分を見つめなおす時間をもつ
早起きして朝の時間をゆったり過ごす
前向きな言葉を心がける
時間管理こそ、究極のルーティン
素直な経営者は誰よりも強い
久保 華図八[クボ カズヤ]
バグジー 代表取締役社長15歳で美容業界に入り23歳で独立するが、技術を磨くために渡米。帰国後、北九州市で繁盛店を築く。幹部社員の相次ぐ退職という危機を社員一丸となって乗り越え、社員重視・お客様本位の経営で事業を成長させる。北九州市を拠点に美容室6店舗のほか、カフェ、ネイルサロンなどを展開。大手企業や各種団体などで年間100回以上の講演を行っている。2009年、サービス産業生産性協議会『ハイ・サービス日本300選』受賞、13年、経済産業省『おもてなし経営企業選』受賞
内容説明
「感動経営」を実現するリーダーの条件。「ハイ・サービス日本300選」、「おもてなし経営企業選」受賞。全国で年100回を超える講演をこなし、数多くの経営者からメンターと慕われる、美容室BAGZY代表が語るリーダー論。
目次
第1部 幸せにするべき5人の人(働く仲間;お客さま;かかわりのある業者さん;地域の人たち;家族)
第2部 リーダーの条件(フォロワーをどれだけ持っているか;素晴らしい「出会い」を持っているか;自分の心の「置きどころ」を考える;感謝の心を忘れない;どれだけ謙虚でいられるか;ルーティンを持て)
著者等紹介
久保華図八[クボカズヤ]
BAGZY代表取締役社長。15歳で美容業界に入り23歳で独立するが、技術を磨くために渡米。帰国後、北九州市で繁盛店を築く。北九州市を拠点に美容室7店舗のほか、カフェ、ペットサロンなどを展開。大手企業や各種団体などで年間100回以上の講演を行っている。2009年、サービス産業生産性協議会『ハイ・サービス日本300選』受賞、13年、経済産業省『おもてなし経営企業選』受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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