内容説明
旧約聖書に基づき、いかに説教をするか。聖書学の意義は、教会の現場に貢献することにある。礼拝学、説教学、旧約聖書学の最先端で活躍する4人の著者による、旧約学の研究成果を礼拝説教にフィードバックさせる実践的ヒント。
目次
今日の礼拝と説教における旧約聖書の位置づけと活用
教会の礼拝説教と旧約聖書―アメリカの説教学の変遷と重ね合わせながら
預言者的想像力と説教―旧約学と説教の接点を求めて
旧約学と説教―総論とヨブ記のアンティフラシス
著者等紹介
越川弘英[コシカワヒロヒデ]
1958年、東京に生まれる。同志社大学神学部、シカゴ神学校卒業。日本基督教団中目黒教会、巣鴨ときわ教会牧師を経て、同志社大学キリスト教文化センター教授
平野克己[ヒラノカツキ]
1962年生まれ。国際基督教大学卒業。東京神学大学大学院修士課程修了。デューク大学神学部客員研究員、日本基督教団阿佐ヶ谷教会、金沢長町教会を経て、代田教会主任牧師。説教塾全国委員会委員長
大島力[オオシマチカラ]
1953年生まれ。東北大学文学部史学科卒、東京神学大学大学院博士課程後期修了、神学博士。現在、青山学院大学教授。専門は旧約聖書学。日本基督教団石神井教会担任教師
並木浩一[ナミキコウイチ]
1935年生まれ。国際基督教大学卒業、東京教育大学大学院博士課程単位取得。現在、国際基督教大学名誉教授。元東京神学大学非常勤講師。1991~97年、2001~03年、日本旧約学会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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