内容説明
この本の目的が、県代表クラスを目ざす人たち、というので、アマチュア東西対抗戦を題材にさせていただきました。この本は風林火山でまとめました。出典は孫子１３篇の軍争篇で、「其疾如風、其徐如林、侵掠如火、不動如山」を抜き出しました。どちらかといえば、風、火は攻め、林と山は守りです。相手に先んじて迂直（遠所）の計を知るものが勝つ、とまとめているように、周辺の状況の見極めが軍争の法（基本）であると教えています。
目次
風
林
火
山
感想・レビュー
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kokada_jnet
61
1988年刊行。アマチュアの東西対抗戦の中盤戦を題材に、石田章九段が、アマが間違えている局面を解説。「風林火山」の四章で構成されているが。「じっくり守りの本手を打って次の反撃を待つ」という構成の、「林」「山」の章が、石田九段の棋風もあいまって、特に面白い。執筆担当は京野秀夫。2022/10/02
