内容説明
救急医療の悲惨な現実。患者も病院も医者も行政も司法もそしてマスコミも救急医療の崩壊に拍車をかけている。
目次
第1部 急患は死ねというのか―救急医療の崩壊は誰の責任だ!?(まず、医師に責任がある;患者も悪い;厚生労働省が悪い;魔女狩り報道によるマスコミの責任も大きい;司法が萎縮させている)
第2部 患者を救う究極の解決策―新たな救急医療制度への大胆提言(救急医学教育が第一だ;救急医療を生かすも殺すも患者自身;国は救急制度を確立せよ;マスコミは報道に哲学を持て;医療裁判は医療の専門家が裁け;医師会は勤務医にも視線を向けよ)
著者等紹介
中村信也[ナカムラノブヤ]
昭和22年、鹿児島県生まれ。鹿児島大学医学部卒業。整形外科医師。虎ノ門病院整形外科より東京大学医学部付属病院整形外科等を経て、外務省の後厚生省へ入省。在象牙海岸共和国日本大使館一等書記官兼医務官、WHO西太平洋事務局技術移転課長、環境庁環境保健部特殊疾病審査室長、厚生省大阪検疫所長、県立静岡県環境衛生科学研究所長を歴任。日本整形外科学会、日本公衆衛生学会、東洋医学学会、栄養改善学会、日本衛生学会、日本統合医療学会、渡航者医学学会に所属、評議員等を務める。医師であると同時に、平成12年より東京家政大学家政学部栄養学科教授として教鞭をとり、「食と医療」の医療薬膳研究の第一人者として活躍中。また、救急医療の現場にもかかわり多くの救急患者の治療にもあたった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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