花鳥諷詠の論―日本文化の一典型としての俳句

花鳥諷詠の論―日本文化の一典型としての俳句

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  • サイズ B6判/ページ数 293p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784816501913
  • NDC分類 911.304
  • Cコード C0095

内容説明

本書は俳句の文芸的な価値についての理論と、句の内包する世界の追求を通して、花鳥諷詠を基本とする伝統的な俳句に、芸術的な価値を積極的に見出そうとする試み。

目次

第1部 花鳥諷詠の論理(日本文化の一典型としての俳句;花鳥諷詠の意義;自然諷詠の意義と季語の必要性;俳句を成り立たせる不完全性;俳句の根本たる波紋状効果 ほか)
第2部 花鳥諷詠の実際(花鳥諷詠の基本たる写生―清崎敏郎句集『系譜』を例に;花鳥諷詠の芸術性―深見けん二句集『花鳥来』を例に;花鳥諷詠の多彩な表現能力―西村和子句集『かりそめならず』を例に;苦みある俳諧性―行方克巳句集『知音』を例に;具象性から象徴性へ―鈴木貞雄句集『麗月』を例に ほか)

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