内容説明
大岡越前、水戸黄門。鼠小僧に岡っ引…時代劇の常識は歴史の非常識。豊富な図解と解説で歴史の仮面を一刀両断。江戸の生活裏事情からおかしな大名・お殿様まで、時代劇には映らない素顔の日本史ここにあり。
目次
第1章 侍たちの実態(武士の出勤;侍と武士。さて、どちらの言葉が古い? ほか)
第2章 将軍と旗本、大奥の人々(将軍の1日;将軍と大名との、徹底的に違う点とは?! ほか)
第3章 日々、苦労していた大名と藩士たち(大名の参勤交代;「国主」と「城主」は、大名とどう違う?! ほか)
第4章 捕物帳の本当の世界(奉行の仕事;八百八町を越え、町奉行の守備範囲は広がった?! ほか)
第5章 江戸に生きる人々の暮らし(江戸の1日;「時の鐘」はタダではなかった?! ほか)
著者等紹介
加来耕三[カクコウゾウ]
昭和33年(1958)、大阪市に生まれる。奈良大学文学部史学科を卒業。同大研究員を経て、歴史家・作家として、正しく評価されていない人物・組織の復権をテーマに、著作活動を行っている。「歴史研究」編集委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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