イギリス国民の誕生

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  • サイズ A5判/ページ数 397,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784815803872
  • NDC分類 233.06
  • Cコード C3022

出版社内容情報

広範なプロテスタント文化、長期にわたる対仏抗争、海外帝国の膨大な利益が
「イギリス国民」の創生にもたらした意味を多彩な文書・図像史料から読み解く
とともに、国王、支配階層、諸民族、男性・女性が「イギリス人」へと参画し多
層的に再構成されていくあり方を、ニュアンスに富む歴史記述により描き出した
話題作。
目次:
はじめに/第1章 プロテスタント/第2章 利 益/第3章 辺 境/第4章 支
配者たち/第5章 国王陛下/第6章 ウーマン・パワー/第7章 マン・パワー
/第8章 勝利だったのか/結 論

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

もっぴー

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戦争(対仏、対米)と宗教(プロテスタンティズム)により、主として1707年の合同法成立からヴィクトリア女王の即位までにイギリス国民は形成されていった。戦争の終焉と宗教の影響力低下により、現在のイギリスは解体に向かっている。それがヨーロッパへの統合か、イングランド、ウェールズ、スコットランド、アイルランドへの解体かはわからないが、イギリス人であることの意味を根本的に再考する時期に来ている。という内容。スコットランドの独立問題が問われたばかりだからホットな内容だった。2014/11/28

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