出版社内容情報
日本は島国ですが、世界の大陸は、さまざまな民族が入り混じり
土地を奪い合ってきた侵略と抵抗の歴史に彩られています。
それはさながら、日本では戦国武将たちが領土を奪い合っていた戦国時代が
常に続いているようなもの。
その土地の奪い合いの変遷を見ていけば世界史の大きな流れが理解できます。
小難しい解説は一切なしで、戦略シミュレーションゲームのような勢力MAOイラストを眺めているだけで
簡単に流れがつかめる、まったく新しい歴史読本になります。
内容説明
日本の北方領土や竹島に限らず、クリミアやパレスチナなど領土問題はいまも世界各地で絶えることがない。もちろん、このような問題は今に始まったわけではない。文明が発生してからこれまで、人類の歴史は土地の奪い合い、勢力争いの歴史といってよいほど連綿と続いてきた。そして、ある土地における勢力争いは世界全体の歴史の流れにも影響を与えてきた。世界各地で行われてきた勢力争いが、どのように歴史を作ってきたのか、68の勢力マップで解説する。
目次
1 古代―帝国が世界史に出現する(アッシリア帝国のオリエント統一;アケメネス朝のオリエント征服 ほか)
2 中世―東西世界が衝突と交流を展開する(ゲルマン人の移動と建国;ビザンツ帝国の国際政治 ほか)
3 近世―グローバリゼーションがもたらす世界史
4 近代―欧米世界とアジアのつながり(アメリカ独立革命とヨーロッパ;フランス革命とナポレオンの時代 ほか)
5 現代―20世紀の世界とその先(ファショダ事件とボーア戦争;日露戦争と第1次ロシア革命 ほか)
著者等紹介
祝田秀全[イワタシュウゼン]
東京出身。東京外国語大学アジア・アフリカ研究所研究員を経て、代々木ゼミナール世界史講師となる。現在北予備東京校で東大世界史を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ikedama99
cocolate
白いカラス
suchmo