内容説明
人生は夕方からもっと楽しくなる。かつて芥川賞作家の赤瀬川原平は、60歳で著した『老人力』で老いることのプラス思考を世に問い、ベストセラーとなった。あれから20年、70歳になった漫画家・弘兼憲史が新たな老人力を世に放つ。人生100年時代とされる今、70歳前後は「准高齢者」ともいわれる。まだまだ高齢者じゃない、というわけである。一日にすれば、まだ夕方。これから晩酎に、ディナーに、団欒に、楽しい時間が待っている。そんな世代に、実はそこら中に転がっている、“楽しさの源”を教えてくれる。
目次
序章 上機嫌の作法
第1章 上機嫌な人づき合い
第2章 妻と子どもから自立して上機嫌
第3章 上機嫌な「死に方」
第4章 上機嫌に健康長寿
第5章 最期まで上機嫌で楽しむ
終章 自分たちの世代の責任を果たそう
著者等紹介
弘兼憲史[ヒロカネケンシ]
1947年山口県生まれ。早稲田大学法学部卒業後、松下電器産業(現パナソニック)勤務を経たのち、74年に『風薫る』で漫画家デビュー。『人間交差点』で小学館漫画賞、『課長島耕作』で講談社漫画賞、『黄昏流星群』で文化庁メディア芸術祭優秀賞と日本漫画家協会賞大賞を受賞。2007年には紫綬褒章を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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