内容説明
8年前、流星群の夜に出逢った少年に恋をした紗良。高校の入学式でその少年・光雅に再会し、同じクラスに!彼はイケメン優等生になっていて、手が届かないほどの人気者。だけど、紗良に勉強を教えてくれたり、助けてくれたり、特別扱いしてくれて…。本当は両想いなのに、お互い気持ちを伝えられずにすれ違ってばかり。そこへ紗良に想いを寄せる男子が現れ、光雅は焦り始めて…。じれったい胸きゅんピュアラブ。
著者等紹介
湊祥[ミナトショウ]
宮城県出身。2018年『一生に一度の恋』小説コンテストにて、『あの時からずっと、君は俺の好きな人。』(原題『あのとき僕は、君の青に願った』)が最優秀賞を受賞、同作でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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HASE, Moto
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8年前、流星群の夜に出会った男の子のことが忘れられない紗良。その気持ちが恋だと気付いてから、ずっとその「星の王子様」のことだけを想ってきた。 高校の入学式の日に、彼と運命の再会。彼は文武両道のイケメンに成長していた。 恋に障害は付き物とはいえ、騙し討ちや裏切りやいじめのような展開はなく、主要な登場人物がみんな優しくて、安心して(?)じりじりできた。紗良も光雅も良悟も、相手を本当に想うからこそ、劣等感や戸惑いや勝ち目のない恋に振り回されてしまう。 星の巡りに導かれた、ロマンチックなお話。2020/04/30