内容説明
食用油の摂取量を減らすだけでは、健康問題を解決することはできません。健康に気を使っている人ほど、もっと食べるべき食用油があります。私達がふだん口にしている食用油には、さまざまな種類があります。油の種類によってその性質も違っており、使い方や食べ方も変える必要があります。今までの古い常識のなかで、私達は食用油の正しい使い分け方を教えられてきませんでした。むしろ、専門化の栄養指導などで、間違った使い方を教えられてきたために、健康状態が悪化してしまったことのほうが多かったのです。正しい食用油の選び方を知って、今日から、油を健康づくりの味方にしてください!免疫力を高め、病気を治す「アルファ‐リノレン酸(n‐3)」と、遺伝子を狂わせる危険な「トランス型脂肪酸」油があなたの健康をきめる。
目次
第1章 あなたは本当に知っている?油に関する17の常識(油と脂肪はどうちがうの?;動物性脂肪を食べ過ぎると血液がドロドロになる理由 ほか)
第2章 覚えておきたい!脂肪酸の正しい摂り方(どの食用油を食べれば、必要な脂肪酸が摂れるか;食べるなら控えめに―飽和脂肪酸 ほか)
第3章 免疫力を高める「アルファ‐リノレン酸」(ひとつ一つの細胞に必要なアルファ‐リノレン酸;心筋梗塞など心臓血管障害の予防や治療に ほか)
第4章 アルファ‐リノレン酸を効果的に使う!(食べる前に知っておくべきこと;症状の悪化が起こる場合 ほか)
著者等紹介
氏家京子[ウジイエキョウコ]
ジャーナリスト。藤女子大学文学部・英文学科卒後、月刊健康医学の編集部で東洋医学や民間療法などの取材執筆に6年間携わる。この間、ハナダ式玄米菜食の花田美奈子氏、ジャーナリストで翻訳家の今村光一氏、ジャーナリストの阿部孝次氏、マイケル・カルバート氏(米国)らから、健康や医学に関する多くを学び、海外取材を始める。その後、(株)アメリカンバイオロジックスジャパンで統合医療に関する資料の翻訳に1年間従事し、フリーランス・ジャーナリストとして独立。2002年より南房総に在住。「ヘルス・レター」(オフィス今村)「メディカル・ニュートリッション」(CMPジャパン)「読む診療所」(イーストプレス)等で記事を執筆、ゲルソン療法に関する講演も行っている。「日本食生活ジャーナリストの会」「日本医学ジャーナリスト協会」会員。米国ゲルソン・インスティテュート・サポーティングメンバー、及び同ケアギバー・トレーニング修了
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