内容説明
篳篥演奏法の口伝を明かす。楽書『山鳥秘要抄』も公開。
目次
第1章 篳篥の起源と歴史
第2章 現在の篳篥
第3章 唱歌と譜面
第4章 演奏法口伝
第5章 演奏の心得
第6章 篳篥に関する説話
第7章 千年の楽家 安倍家
第8章 江戸時代の演奏
著者等紹介
安倍季昌[アベスエマサ]
昭和18年(1943)、千年続く京都方楽家に生まれる。昭和31年(1956)に宮内庁楽部に入部。父、安倍季巌(日本芸術院会員)ら諸先生に師事。家芸の篳篥を始め右舞、箏、歌謡、打物など伝授され、昭和40年(1965)に楽師となる。宮中の行事、楽部の公演、国立劇場や地方での公演、ヨーロッパ、アメリカ、中国での海外演奏も行う。東京楽所のレコーディングや海外演奏にも参加する。また安倍蘆聲会を主宰し、多くの後進を育てている。伊勢神宮式年遷宮(61回)では、人長で秘曲を舞う。昭和天皇の御大葬の礼、今上天皇の即位の礼、御大礼、大嘗祭、祝宴に奉仕する。現在、宮内庁式部職楽部楽長。安倍家の楽祖季政(1099~1164年)より29代目になる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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