内容説明
夫はタクシー運転手、妻はマンガ家。収入はごくごくフツーの庶民だけど、娘を小学生からインターナショナルスクールに入れることにした。英語と国際感覚が身につくという利点はあるが、年間の学費は200万円超。子供の親は医者やスポーツ選手、芸能人といった高所得者ばかり…。はたして庶民がのぞいたセレブ学校の実態とは!?爆笑!格差&教育コミックエッセイ。
目次
人物紹介
インターナショナルスクールに入学したけれど
親が格差をヒシヒシと感じた瞬間
サマースクール問題
クリスマスに豪華バザー
バレンタインは学校行事!?
Grade2(2年生)になりました
成績表は郵送です
スポーツデイ(運動会)がやってきた!
日本の行事はスルー〔ほか〕
著者等紹介
東條さち子[トウジョウサチコ]
漫画家。徳島県出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
扉のこちら側
31
初読。インターの学校生活が気になっていたのでタイトルを見て読んでみた。外国人の友人は日本の学校は恐そうと言うけれど、英語が話せない私からするとインターナショナルスクールも十分コワく感じる。2013/08/12
みーなんきー
20
この東條さん、素人ながら不動産業に挑戦している人と同一人物ですよね?この著書では不動産業の事には全く触れず、ただ一人娘をインターに入れた経緯や内情を語っている。お嬢さんは日本人的な、周囲に合わせる、や、空気を読むなどの、気を遣わず、個性を大切にし、自由に生きている。東條さんご自身も、日本的な環境で苦労してきたから、娘への投資のつもりで応援している。東條さんご夫妻の娘を愛する姿勢が気持ち良いです。2015/09/29
ヨータン
15
インターナショナルスクールの様子がわかって面白かったです。個性をきちんと認めてくれ、肯定してくれるところは素晴らしいなと思いました。でも私は公立の学校だったので、冷暖房完備、掃除当番も給食当番もない学校の存在自体が驚きでした。2015/12/07
邑尾端子
10
某有名芸能人の子供などが通っているというインターナショナルスクールに子供を入れてみた親(貧乏漫画家)の体験談。実状がわかるので情報としては参考になるが、読み物としてはあまり読んでいて快適ではない。というのも筆者の不満や卑屈な感情(セレブな家庭に対する一方的な僻みなど)が所々に溢れていて、ギャグ漫画として笑えるよう処理がされていればそれでもいいのだが、それが不十分なために単なる愚痴を聞かされている気分になってしまう。「そこまでして通わせなくても…」というのが正直な感想2015/09/10
まつじん
9
笑っていいのか、ちょっと心配になりますが、頑張って下さい。2019/03/30