竹書房文庫
だれもがクジラを愛してる。―Big Miracle

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  • サイズ 文庫判/ページ数 463p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784812490150
  • NDC分類 936
  • Cコード C0174

内容説明

日本がバブル経済に沸いていた1988年10月、世界ではある事件が話題となっていた。アラスカ州バロー沖の北極海で3頭のコククジラが氷の中に閉じ込められているニュースが放送され、自然環境保護活動家や石油採掘会社、地元住民、州兵部隊までもがクジラ救出に参加した。そして世界から救出現場に報道陣が押し寄せ、事件はアメリカ政府=ホワイトハウスと当時冷戦の最中であったソ連までを動かすこととなり、世界を巻き込んでこのクジラ救出が注目されたのだった。実際にあった“大きな奇跡”を追った、傑作ノンフィクション。

目次

捕鯨
世界の果てからメディアの中心へ
マスコミが来た!
国民の関心の的
グリーンピースのシンディ・ローリーここにあり
ビル・アレンの最期の辺境地
偉大なエスキモー捕鯨者、クジラを救う
不可能を可能にするために
脇役から主役へ
大統領も視聴者の一人
北極とホワイトハウスを結ぶ愛
バローでの名誉の凍傷
ミネアポリスからの助っ人
昔ながらの方法
ホッキョクグマの恐怖
焦燥の中で
ソ連がやってくる!
命懸けのスクープ
セルゲイ・レシュトフからの命令
遂に自由の身に:クジラ騒動を終えて

著者等紹介

ローズ,トム[ローズ,トム][Rose,Tom]
1980年にブランダイス大学で歴史学の修士号を、85年にコロンビア大学でジャーナリズムの修士号を取得。『だれもがクジラを愛してる。』は「リーダーズ・ダイジェスト」の編集者たちにより、“1990年/現代のベスト・ノンフィクション”に選ばれた。88年当時、アラスカのクジラ救出作戦について、リポーターさながらの取材を行い、日本メディアのプロデューサーも果たした。92年から97年まで、インディアナポリスの市長スティーヴン・ゴールドスミスのもとで副市長を勤めた後、97年から99年までシカゴの『シカゴ・サンタイムズ』企画開発部の副社長を務めた

阿部清美[アベキヨミ]
翻訳家・通訳・ライター。映画雑誌、ムックなどでも翻訳、執筆を手掛ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スプリント

1
様々な立場、思想の人々、団体、組織が協力してクジラを救うという感動のノンフィクションなのですがその影では非常に人間臭い思惑や野心が存在し、時には障害となり時には問題解決を促進する役目を果たしていることがよくわかります。クジラの仲間を思う行動に感動しました。2015/02/14

Atsushi Tanimura

1
アラスカ旅行にあわせて読んだので、土地が身近に感じられた。北極圏はまた別世界なんだろうけど。映画も見よう。2013/11/11

もみ

1
クジラの救助に多くの人が巻き込まれていきますが、全員がただ善意で動いているわけでなく、それぞれに打算がある面が冷静に描かれていて、逆に好感を覚えました。 同時進行で色々な出来事が進んでいくため、時間軸が行ったり来たりする点は読みにくさを感じました。2012/10/10

Hiroshi Takeshita

0
クジラ救出に六億円。ある種、集団ヒステリーなのだが、強烈な喜怒哀楽を伴うのも確かなのである。ライターは一歩引いて冷静に見ているが、そこがいい。馬鹿げてると切り捨てるのは簡単だが、詳細なルポを通じて、感ずる所は多い。良書。2017/09/21

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