ラズベリーブックス
大嫌いなあなたと恋のワルツを

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 446p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784812489536
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

伯爵家の長女サラには、大嫌いな相手がいる。侯爵家の次男、ヒューだ。数年前、彼がサラの従兄に決闘を持ちかけたせいで騒動となり、サラはデビューが1年遅れた。しかも、よりによってその年には14組もの婚約が成立したのだ。デビューしていたなら、サラも結婚していたかもしれないのに…。ところが、問題の従兄の結婚式に先立つハウスパーティで、サラはヒューと再会する。式までの数日を彼と共に過ごさなくてはならなくなったことを腹立たしく思うサラだったが、ひょんなことから真夜中に彼とワルツを踊ることになって…。

著者等紹介

クイン,ジュリア[クイン,ジュリア] [Quinn,Julia]
ハーバード大学ラドクリフ・カレッジ卒業後すぐにロマンス小説を書き始め、1995年にSplendid(邦題:『すみれの瞳に公爵のキスを』)で作家デビュー。2000年に発表した“ブリジャートン”シリーズの第1作、2作、4作がRITA賞の候補作に選ばれ、人気ヒストリカル・ロマンス作家としての地位を確立。2007年、シリーズ第8作がついに受賞。「ニューヨーク・タイムズ」紙のベストセラー・リストに多数の作品を送りこんでいる。太平洋岸北西部に家族と在住

村山美雪[ムラヤマミユキ]
東京都出身。出版社、外資系商社勤務を経て出版翻訳の道に入る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

rokoroko

14
楽しみにしていたジュリア・クインの新刊。主人公は、前回ダニエルに撃たれて脚が不自由になってしまったヒュー。お相手は、演奏会!をさぼったサラ。たのしかったけれど、スピンオフも多くなると、おもいだすのが大変。ブリジャートン兄弟のようにこの一族にも詳しくなってしまうだろう自分が怖い。ホノーリアとかアンとか、前作のヒロイン達の結婚式が舞台。おもしろかった!!2014/06/11

ネフェルティア

10
前作までのスマイスースミス家シリーズのヒューのイメージがあまりにも強かったので、今回はヒューの内面がよくわかって面白かった。サラが社交界デビュー出来なかった年にたくさんの婚約カップルが出来たことをヒューのせいだと怒って責めるのは、ちょっと理不尽な気もした。今回は地味な話なので、こういうのは難しいと思うけど、さらっと面白く描くのは、やっぱりジュリアクインならではと思う。次も早く読みたい。2014/09/22

たまきら

7
音楽会をブッチしてひんしゅくを買ったサラちゃんですが、自分はこういうはっきりした子大好き!嫌なものは嫌とはっきり言うこの人、当然大好きな従弟が国を離れる原因になった男が嫌いで当たり前よね…と思ったら、嫌う理由もこれまた自己中!あはは、潔いわ~ここまでくると!…というわけで、ダニエルと決闘した困った男子と困った女子のおかしな恋愛は好みが分かれそうですが大笑いです。この著者は本当に会話が上手だな~。2015/01/19

黒崎ディートリッヒ

7
摂政時代イギリス。伯爵令嬢サラは、かつて従兄ダニエルに無理やり決闘を申し込んだヒューを、自分の社交界デビューが彼の行いで遅れたため嫌っていた。だがふたりは、思わぬ形で再会して?! スマイス・スミス家シリーズ3作目。今回は姉妹たちではなくて、スマイス・スミス家とは従姉妹に当たる伯爵令嬢がヒロインの物語。スマイス・スミス家のきょうだいたちは確かに花の名前がついてるけど、唯一の男子ダニエルにはついてません!! ブリジャートンシリーズの『突然のキスは~』に登場したレディ・ダンベリーも出てきて、今回も面白かった。 2014/08/24

Mrs.涼子

7
面白かったぁ。一気読み。ヒーローは期待通り”暗く”て嬉しい。次作本国刊行もまだだから、邦訳は来年かしら。2014/06/16

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/8107629
  • ご注意事項