内容説明
宇宙貨物船ノストロモ号の惨劇から37年…。鉱石採掘船マリオン号は、地球からはるかに離れた惑星LIV178の上空で軌道を回っていた。ある日、輸送艇サムソン号とデリラ号が、惑星からマリオン号へと緊急発進する。デリラ号では、座席に縛り付けられた鉱夫たちの胸が内側から突き破られ、異様な生物が現れて人間を襲う。パニックに陥った艇はマリオン号に激突、母船は甚大な被害を受けた上に、軌道から外れて徐々に落下していく。大気圏に達して燃えつきるまでの推定期間は約3ヵ月。一方サムソン号は自動操縦で到着するが、乗組員は全員死亡、船内に隔離された4匹の生物は急成長を遂げる。マリオン号の生存者たちと謎の生物の間でにらみ合いが続き、有効な脱出計画も見出せないまま、大気圏まであと数日となった頃、一艘の救命艇が漂着する。中にいたのは、冷凍睡眠中のひとりの女性と一匹の猫。これまでの出来事は、新たな“悪夢”の序章にすぎなかった…。
著者等紹介
レボン,ティム[レボン,ティム] [Lebbon,Tim]
1969年、イギリス、ロンドン生まれ。これまでに30冊以上の長編小説を発表している。その他にも多くの中編、数え切れないほどの短編を執筆。英国幻想文学賞を4回、ブラム・ストーカー賞を1回、スクライブ賞を1回受賞している
渡辺周[ワタナベシュウ]
大分県生まれ。日本大学大学院で建築修士号、英イースト・アングリア大学大学院でフィルム・スタディーズ修士号を取得。英米文学翻訳者。新作外国映画のプロダクション・ノートの翻訳も手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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