犬から聞いた素敵な話―喜びのかけ算、悲しみのわり算

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  • サイズ B6判/高さ 19cm
  • 商品コード 9784809414725
  • NDC分類 645.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

犬から人へ、人から犬へ。ずっと、いつまでも。実話をもとに人と犬とのキズナを描いた全14編の感動ストーリー。
デビュー作は、30万部突破、第2弾は8万部突破のベストセラー。

内容説明

中学生から楽しめる笑顔と感涙、感動の美しい短編全14話。

目次

01 飼い主から愛犬へ―(ルッカ―さぁ、散歩にいこう 風を感じにいこう;ムック―こんなにも満ち足りた気持ちが、あるんだね;こむぎ―君のおかげで、母はすべてを愛おしめます;コハク―もっと知りたい もっと理解したい;レオン―一匹の犬が教えてくれた 人生を楽しむ方法;大福―俺もお前も捨てられて;ミルク・チョコ―私に必要なのは愛を伝えられる存在)
02 愛犬から飼い主へ―(ハグ―女性へと変身していく双葉ちゃんを見守るよ;テレビ―真紀さん、だいじょうぶ あたしはここにいる;プリン―ゆるりとした時間がずっと流れますように;はっちゃん―どうしたって生きるんだ 誰かを笑顔にできるから;クウ―ぎこちない二人暮らし それでもいいんだよ;ゴン―その瞳が輝くことをボクは信じてる;ラブ―ただ真っ直ぐに愛するだけだね!)

著者等紹介

山口花[ヤマグチハナ]
1968年、新潟市生まれ。大学卒業後、広告代理店にクリエイティブディレクター兼コピーライターとして数多くの広告を手がけ、その後作家となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

104
これもシリーズ3作目です。同様に7作づつ飼い主の視点、犬からの視点で書かれています。結構ウルルしてしまうのもあり、最近の犬をめぐる傾向での話が多くあります。それとコロナ禍で最近犬を自宅で飼う人が増えているようです。子犬の値段も上がっているようです。ここにある話のようなことが無いように祈っています。2021/01/15

まさきち

65
シリーズ3作目。今作も飼い主、犬双方の視点からの7編を集めた短編集。今作の特徴としては死や遺棄といったものに絡む悲しい話が多かったかなといった印象です。その中でゴンの話は涙なしには読み進められませんでした。2021/06/15

ダミアン4号

53
タイトルからからこうなるとはわかっていたけど…もう読んでいる最中から涙が止まらなくって…あぁこれから外出しなきゃいけないのにど~すんだよ!(笑)ワンコと一緒に暮らすって…本当に素晴らしい事だと思います。大分、増えてきたとは言いながらも世間一般に存在するお店のほとんどが“人間様専用”になっているので外出、長期不在何て以ての外!だけど…一緒に過ごすこの時間のなんと愛しい事か!全身全霊で「大好き!そばにいて!」を繰り返す“見返りを求めない愛”を頑なに拒める人間などいるのだろうか?人よりも短い時間しか生きられない2017/07/02

ぶんこ

51
シリーズ3作目となると、少し気持ちが薄れてきたようです。犬を愛する人ばかりではなく、平気で遺棄する人もいる。交通事故にあった犬、捨てられた犬、ただ飼っているだけで愛情のない人。犬と人の黒面も描かれていて、特にブリーダーさんの子犬を産むだけを目的とした姿勢には憤りしかありません。そんな母犬に愛を与えてくれた新しい飼い主さん、ありがとうといいたくなりました。2020/12/19

26
飼い主に向ける犬の真っ直ぐな愛情と信頼に、ひたすら圧倒される。犬と同居している人には身につまされる話ばかりなのだろうな。そして自分は犬と暮らせない我が身がただただ切ない。すべての犬達がみんな愛されて幸せでありますようにと願わずにはいられない読書だった。2020/07/03

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